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駅すぱ・どっち方面

【乗り物対決】対決は「屋形船」に軍配!

屋形船

「駅すぱあとアンテナ」3月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは乗り物対決!春の晴れた日に乗りたいのはどっち?というお題でしたが、結果はコーナー始まって以来の大接戦!なんと票数にして9票差!「屋形船」が「ロープウェイ」を制しました。

それではさっそく、皆さんから寄せられたコメントをご紹介しましょう。まずは「屋形船」派の皆さんから。

  • ●川面に広がる景色堪能し、船頭さんの舟歌聞きながら軽いお酒を頂けたら最高ですね
  • ●屋台船で食べる天ぷらがおいしいと聞いたので乗ってみたいなあ!!
  • ●桜が満開の季節に、宇治川で少しずつ散っていく桜を眺めながらのんびりとお酒を飲むのは気持ちがよいです

多かったのは、やっぱり「お酒」!そして「桜」!屋形船で天ぷらをつまみに一杯・・・たまりません!ある意味で今回の勝負「呑んべぇvs下戸」の構図も見え隠れします(笑)。

  • ●高所恐怖症なのでロープウェイはちょっと・・・船酔いはしないので屋形船に一票

ある意味で今回の勝負「高所恐怖症vs船酔い」の構図も見え隠れします(笑)。

  • ●「春の晴れた日に」という事であれば断然屋形船ですね。春は寒さから解放され、ホッとしたいものです。のほほ~ん、とするのにはやっぱり屋形船で、と思います
  • ●乗車時間に差が大きい。ロープウェイは室内が狭い上に乗車時間が短く、また、春の風を感じにくい。それに比べ屋形船は風に接せられるし、ゆったりした気分になれる
  • ●屋形船はのんびりできそうだったので選びました。不景気な世の中なので、日常のことは忘れ、たまには船にゆられてゆっくり休みたいです・・・

やはり、のんびり、ゆったりできるという意見がいちばん多かったですね。

  • ●最上川の冬景色がよかった。新緑も経験してみたい。もちろん、濁酒も
  • ●屋形船は一度長良川で乗っただけ。関西では嵐山でも運行、京都も良いですよ

他にも保津川や隅田川などの名も挙がっていました。そして東京にお住まいの方にとってお手軽なのは次のご意見。

  • ●川下りではありませんが、隅田川を浜離宮公園から浅草に向けて走る屋形船・・・と言いたいところですが、遊覧船でも桜の時期は最高です。缶ビールと少々のつまみを持ち込んで、あまりの美しさに東京であることを忘れさせてくれます。一度行ったら二度行きたくなることは請け合いです

なるほど、屋形船ですとちょっと敷居が高い気がしますが、遊覧船でも桜の時期は存分に楽しめそうですね。参考にさせていただきます!
ロープウェイ

一方、「ロープウェイ」派の皆さんのご意見は・・・

  • ●絶対ロープウェイ!!折角晴れているのなら高所に行くべきでしょう!?屋形船は雨天でも問題ないので、晴れたら絶対ロープウェイ!!
  • ●眼下に新緑を眺めながらというのはこの季節最高の贈り物。川辺はもう少し暖かくなってからの楽しみに残しておきます
  • ●春の模様を、林間の小道を辿りながら楽しみ、続いて「ロープウェイ」から眺めるというダブルの楽しみ方がよいと思います。大きく胸を張って行きましょう。不況に負けずにね

春の息吹を存分に感じられる、といったご意見が多かったです。屋形船が「のんびり」なら、ロープウェイは「スカッと爽快」といったところでしょうか。また、実際にオススメのロープウェイを挙げてくれているコメントも多くありました。

  • ●山歩きでロープウェイに乗る機会が多い。立山ロープウェイから後立山連峰の雄大な眺め、駒ヶ岳ロープウェイから南アルプスの山々、穂高ロープウェイから独立峰の笠ヶ岳が忘れられない
  • ●御在所山の、さつき、つつじ、きれいですよ!!
  • ●近くには書写山のロープウェイがあり、小豆島には寒霞渓のロープウェイがある。遠くの眺望が楽しめるのでロープウェイを薦めます
  • ●春のロープウェイから眺める眼下の吉野山の桜は日本一!!

季節によって、風土によってロープウェイからの景色はさまざまのようです。うーむ、どれも乗ってみたい!

ではここで、今回は僅差の勝負だったこともあるため、双方をいっぺんに楽しめる欲張りなスポットをご紹介してみましょう。

まずは埼玉県は秩父郡の長瀞町。秩父連山を眺めながら空中散歩でき、山頂には宝登山小動物公園もある「宝登山ロープウェイ」があります。また、酒を飲みながら・・・というのはちょっと無理ですが、川から春の息吹を感じられる長瀞ライン下りも堪能できます。

そして岐阜県。鵜飼の時期以外(11月1日から5月10日まで)に運行しているのが、長良川の風流屋形船。鵜飼の時期には鵜飼観覧船が出ています。そして長良川の流れを上空から眺められる金華山ロープウェー。双方とも近いため、1日で両方を満喫することができます。

皆さんからいただいたコメントにもあるように、不況だといわれる昨今ではありますが、日々の疲れを解消し、心ゆくまでリフレッシュできる「屋形船」「ロープウェイ」の旅に、この春ぜひともお出かけしてみてはいかがでしょう。