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駅すぱ・どっち方面

【プチ旅対決】は「水上バス」に軍配!

水上バスで下町散歩

「駅すぱあとアンテナ」10月号の「駅すぱ・どっち方面」コーナーは、日帰りでぶらりと散策する「プチ旅」対決。今回もたくさんの皆様から投票いただきました。結果は僅差で「水上バスで下町散歩」に軍配!相対する「都電で下町散歩」もかなりの人気でした!

それではさっそく「水上バスで下町散歩」派の皆さんのコメントをご紹介してみましょう。

  • ◇『風を受けながら眺める景色は最高です。また、低い橋の下を通過する時の緊張感も体験できるので「水上バス」を勧めます』
  • ◇『今年春に、水上バスに乗りに行きました。桜がキレイでした』
  • ◇『隅田川の上から眺める下町の様子に時間が止まっているような気持ちになります。特に夕方、これからの秋の真っ赤な太陽の光を浴びた町はきれいだと思います』
  • ◇『水上バス大好きです!!夕暮れ時に乗ると気分いいです。浜離宮から浅草へ行く路線は、外国人の方を案内したときも喜んでいただけました。個人的には国際展示場から水上バスに乗って浜松町へ帰る路線も好きです。ダイナミックな都会の風景が海から見れます。疲れも癒されます』

春は桜、秋は夕暮れ。四季折々の街の姿を皆さん楽しんでいらっしゃるようでした。

  • ◇『隅田川、是非クルージングを楽しみたいですね。大阪でも大川、堂島川、土佐堀川等、クルージングが楽しめますよ!!』

水都・大阪のクルージングもよさそうですね!大阪水上バスで名所を巡ってみたいものです。

  • ◇『水辺から見る東京の景色、電車から見る風景と全く違う。特に隅田川が昔に比べ綺麗になった』
  • ◇『戦前、聖天様の隣町(聖天町)に生まれ住んでいたので、当時の隅田川に流れ込む山谷堀の河口付近の風景が記憶に残っている。また、竹谷の渡しから吾妻橋までのポンポン蒸気の船内での絵葉書や駄菓子の船内販売の風景が懐かしく思い出される』

昔の姿を知る方からもコメントも多数寄せられました。『40年程前は、まだ水質が悪く真っ黒で、メタンガスやその泡等で酷い臭いがしていて、橋から水面を覗き込む事自体もしませんでしたし、岸から水面を見る事も殆ど有りませんでした』とのご意見もあり、いかに昔に比べて隅田川がきれいになったかがわかりました。今後、他の河川もきれいになって、いろんな川でクルージングが楽しめるようになるといいですね。

では『都電で下町散歩』派の皆さんのご意見もご紹介してみましょう。

  • ◇『実は秋の連休に都電に乗りました。一般の鉄道に比べ、車窓風景が「近い」のが魅力です。1乗車160円という手軽さも嬉しいですね』
  • ◇『水上バスも悪くないのですが、気候も涼しくなってきた秋はやっぱり、路地裏や街角をぶらりぶらりと歩きたいですよねぇ・・・。そうなると、「一日乗車券」を使って乗り降り自由な都電での旅に一票!ですよ。(^o^)v』
  • ◇『都電にも新型レトロ調車両が導入され、それに乗ってみたいのと、ガタゴトと揺れながら、一日乗車券を購入して気ままに途中下車し、秋の1日を散策してみたいです』

大人400円、小児200円の「都電一日乗車券」。1日に限り何回でも乗車できますので、3回以上乗り降りすれば、通常運賃よりお得になります。おっしゃるとおり、秋の下町散策には欠かせませんよ!

  • ◇『母校早稲田大学、面影橋、子供時代よく行った巣鴨とげ抜き地蔵通り、王子飛鳥山公園、紙の博物館、荒川遊園地・・・・・思い出の多い下町散歩です』
  • ◇『都電の町屋駅前から荒川一中前までには昭和の遺跡が多く、ここの地域を歩いてみれば、南千住には昔の河岸の看板があり、情緒、雰囲気を感じ取ることができる。また、小さな緑地公園が江戸の大火から街を守ってきた事実があり、船からは知り得ないものである』

都電で下町散歩見どころが多いのも都電荒川線の魅力のひとつ。町屋~荒川一中の界隈は個人的に歩いたことがなかったので、今度の休日を利用して散策してみたいと思います!

さて、11月の都電下町散歩でぜひともオススメしたいのが、「酉の市」です。今年は11月12日(木)と11月24日(火)と、酉の市が2日間ある「二の酉」。各地で酉の市が行なわれますが、都電荒川線沿線ですと、東京随一の賑わいをみせる 浅草酉の市。隣り合わせの長國寺と鷲神社、双方で行なわれます。都電荒川線の三ノ輪橋駅から徒歩11分の距離です。

また、雑司ヶ谷の大鳥神社で開催される酉の市へ行くのも、都電の利用が便利。今年はあいにく平日ではありますが、機会があればぜひとも訪れてみてください。