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駅すぱ・どっち方面

【レトロ温泉郷】対決は「銀山温泉(山形県)」に軍配!

「銀山温泉(山形県)」

「駅すぱあとアンテナ」10月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、レトロ温泉郷対決。山形県の銀山温泉と、兵庫県の城崎温泉の対決となりましたが、結果は「銀山温泉」に軍配!さっそく、「銀山温泉」派のコメントからご紹介してみましょう。

  • ◇『おしんのロケ地として有名な場所なので、一度行ってみたい』
  • ◇『絶対に「おしん」の舞台となった銀山温泉です。大正から昭和初期にかけての建築の旅館が立ち並び、川には橋が多くかかり歩道にはガス灯が並び大正ロマン漂う光景は見処で、温泉のシンボル的な風景に大満足です。大正時代の面影を残し、郷愁を感じるノスタルジックな町並みは心まで安らぎを与えてくれます』
  • ◇『この様な、昔の建物レトロな宿に是非行きたいです。 我が家から遠いですが、行ってみる価値はあると思います。 夜、歩くといいだろうなあ』

NHK連続テレビ小説「おしん」について、コメントしている方が多くいらっしゃいました。それとやはり、木造旅館やガス灯などのレトロな街並みに魅力を感じている方が多かったですね。

  • ◇『これからの季節の「紅葉を見ながら」や「雪見酒を飲みながら」がピッタリの温泉地!』
  • ◇『冬の雪積もる銀山温泉は、情緒溢れて良いかもしれません』

銀山温泉には露天風呂のある旅館が多くあり、季節を感じながら湯に浸かれるところも大きな魅力のようです。紅葉を眺めつつの温泉は格別ですよね!銀山温泉のある尾花沢市に問い合わせてみたところ、今年の紅葉は若干遅れているとのこと。例年10月下旬までが見頃ですが、今年は11月の初旬まで楽しめるかもしれません。

  • ◇『銀山温泉好きです。泉質も自分に合っていると思うし、散歩しているとなぜか解放感を感じます』
  • ◇『名物(?)のカレーパンが食べたいです』
  • ◇『郷里に近過ぎるためにこれまで宿泊する機会がありませんでした。鄙びた温泉情緒は最高だと感じられます。川のせせらぎ、銀山の採掘跡、夜の風情、不便ですが雪の降る季節も最高かと思います』

レトロな風情以外にも、見どころが多い銀山温泉。白銀の滝や山の神神社、せことい橋、河鹿橋、そして”銀山”の名の由来となった銀鉱洞など、歩いて巡ることができます。ちなみにコメントでありました「カレーパン」は、「はいからさん通り」で売られている「はいからさんのカリーパン」ですね。山形県産の小麦「ねばりごし」を使い、モッチリとした食感が魅力ですよ!

一方、城崎温泉を推した方のコメントはというと・・・

  • ◇『城崎にカニ食べに行きた~い!』
  • ◇『これからの季節は、蟹!蟹のおいしい城崎温泉!』
  • ◇『城崎温泉は兵庫県の奥座敷、冬は松葉かにのシーズンでこれを食しながら外湯巡り。お湯も体にしみ込むような感覚の泉質でおすすめ。大阪から短時間で行けることも魅力』

やっぱりカニですよカニ!松葉かに(ズワイガニ)漁の解禁日は、11月6日の午前0時。カニを目当てに城崎温泉に行くなら、これより後に行くことをお勧めします!ちなみに11月23日(火)には、大声を競う大会「カニサンアリガトウ絶叫大会」が開かれます。

  • ◇『銀山温泉は行ったことがあるので、行ったことのない城崎温泉を選んだまでなんですが・・・(笑)それダメですか?』

いえいえ、大丈夫ですよ!実際に「行ったことがないほうに一票」という方は毎回たくさんいらっしゃいます。その一方で「行ったことがあって、最高だったから」という理由で、あえて行ったことのあるほうに一票を入れる方もいらっしゃいます。

  • ◇『魅力は外湯めぐりです。いろいろなお湯や、建物に入れるのはとても楽しみです』
  • ◇『地元京都から近いところがいいです。城崎温泉の名物外湯巡りがいいです。特に鴻の湯の露天風呂がいいですね』

下駄をカラコロと鳴らしながらの外湯めぐり、最高ですよね。外湯の中で最も古い開湯といわれている「鴻の湯」の露天風呂、ぜひ体験してみたいです!

  • ◇『高校生の時クラブ活動の試合遠征で行きました。11月に「キハ189系はまかぜ」がデビューするということで、また行きたくなっています』

城崎温泉(兵庫県)11月7日に新型車両が登場しますね。これまで走っていた「キハ181系」は、定期列車としての運用が11月6日に終了します。ラストランを観にくる鉄道ファンも多いかもしれませんね。また、来年春には特急「北近畿」の名称が特急「こうのとり」に変わります。こちらも今から楽しみです。

秋から冬にかけて、恋しさがいっそう増す温泉の旅。ぜひレトロな温泉郷に出向いて、存分にリフレッシュしてみてはいかがですか?