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駅すぱ・どっち方面

【冬の観光地】対決は「八甲田山」に軍配!

樹氷に温泉!「八甲田山」

「駅すぱあとアンテナ」12月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、冬の観光地対決。東北新幹線の延伸によってアクセスしやすくなった「八甲田山」と「十和田湖」の対決になりましたが、結果は「八甲田山」に軍配が上がりました!さっそく「八甲田山」とお答えいただいた方のコメントからご紹介してみましょう。

  • ◇『真冬の八甲田山は本当にきれい。神秘性もあってリピートしたくなるところです』
  • ◇『雪山のトレッキングがしてみたいです。(羅臼でのスノーシューが楽しかったので)』
  • ◇『冬にはやはり「樹氷」を見たいです。その後、温泉に入り暖かくして食事。これですね。先日のテレビでは地球温暖化で「樹氷」が出来にくくなっていると報道がありました。しっかり見ておきたいです』
  • ◇『やはり、自然の造形が一番だと思います。自然の芸術を堪能した後、冷えた体を温泉で暖める。極楽極楽。蔵王の樹氷が有名ですが、青森までの新幹線が開通したおかげで、八甲田山が近くなりました。楽しみです』
  • ◇『樹氷の八甲田山でトレッキング。思いっきり歩き回った後は、あったかい温泉に首まで浸かって足の先から頭のてっぺんまでジ-ン。心ワクワク。もうたまりません』

"モンスター"の異名を持つ巨大な樹氷を眺めた後は、冷えた体を温めてくれる温泉。この組み合わせがなんともいえませんよね!トレッキングもぜひ楽しみたいところです。

  • ◇『30年ほど前、雪の壁の道を通り、八甲田山と酸ヶ湯温泉に行きました。もう一度行ってみたい』
  • ◇『蔵王の樹氷は何度か見ましたが、八甲田山は景色のスケールが違うので興味があります。また、映画で見た厳しい冬の八甲田山の印象との格差がある風景となっている?厳しい雪景色の後で酸ヶ湯温泉などは最高ではないでしょうか』

現在は全国区の知名度を誇る酸ヶ湯温泉ですが、30年前は今よりも"秘湯"の感覚が強かったのでは、と予想されます。津軽弁が聞こえる中での入浴は、さぞかし旅情を掻き立ててくれそう。酸ヶ湯温泉は四季を通じて楽しめますが、冬は屋外との気温差が激しいため、浴室にもうもうと湯けむりが立ち込めて風情満点ですよ!また、そば粉100%の麺を八甲田の湧水でキリリと締めた「酸ヶ湯そば」も名物のひとつ。訪れる機会のある方は、ぜひとも味わってみてください。

  • ◇『以前、「八甲田山死の彷徨」という本を読んで、冬山の寒さの厳しさを感じました。是非、その地に行ってみたいと思います』
  • ◇『「天は我々を見放した」の八甲田雪中行軍の生還者の中の一人、伊藤中尉が母の祖父なので、思い入れがあります。映画の「八甲田山」は何回も観ましたが、登った事はないので、いつか登ってみたいです。もちろん山中の温泉でリラックスして癒されたいと思います。山形蔵王のモンスターにも勝る写真ですね』
  • ◇『旧陸軍で多数の犠牲者を出した「雪の八甲田山行進」。平和な時代となり、樹氷や温泉が話題となる八甲田山へ、是非行って見たいと思います』

新田次郎氏の小説「八甲田山死の彷徨」でも描かれた雪中行軍遭難事件。今回、この件について触れられたコメントをたくさんいただきました。冬山の過酷なイメージがそのまま投影された事件ですが、「実際に、その地をじかに見たい」というコメントが予想以上に多くありました。樹氷や温泉が楽しめるのも、平和な時代の象徴といえるかもしれませんね。
八甲田山、ならびにスノートレッキングの詳細などについては、八甲田ロープウェーのホームページに掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
■八甲田ロープウェー
一方、「十和田湖」を推した方のコメントはというと・・・

  • ◇『澄んだ寒い空気の中での花火はどんな感じなのか見てみたい』
  • ◇『いままで青森県の内陸部は交通が不便で行きにくいところでした。ぜひ七戸十和田駅から十和田湖に行き、冬の花火を楽しんでみたいです』
  • ◇『地元、青森です。どちらもいいですが、やはり世界的にも有名な十和田湖だと思います』
  • ◇『十和田湖は私の出身地(鹿角市)にも属してまして、冬花火は自信を持って推薦します。帰省の度にその時時変わり行く景色が堪能出来るのが楽しみにしております』

「一度、冬の花火を見てみたい」というコメントが多く寄せられるとともに、地元の方や出身地の方のコメントも頂きました。やはり、地元の方におすすめされると行ってみたくなりますね!

  • ◇『白銀の世界「十和田湖」の透き通る冬空に打ち上げられる花火の光と音は、何故か三味線とすごくマッチしています。また、地鶏鍋で青森の味覚を堪能できるのもこの時期の魅力かも』
  • ◇『冬の十和田湖で花火を見ながら地酒を飲み、氷の地面を歩き、暖かい食べ物を食べ、地元の若い人たちの元気な踊りを眺めた3年前の夜を強く思い出します』
  • ◇『十和田湖に蔦温泉などを絡めて行くのもいいかな』

白鳥に冬花火!「十和田湖」十和田湖畔で開催される北東北最大級の雪祭り「十和田湖冬物語」に行ったことのある方のコメントを読むと、さらに行きたくなってきます!三味線と花火のマッチング、これもぜひ体感してみたいところです。かまくらのバーでホットワインも飲みたいなぁ。さらに蔦温泉!蔦温泉旅館の総ブナ造りのお風呂は格別です。
■十和田湖冬物語
■蔦温泉旅館
いただいたコメントの中には「新青森駅の開業当日に新幹線で行ってきます!」という、うらやましいご意見もありました。皆さんもぜひ、冬の醍醐味を味わいに青森路へ出かけてみてはいかがですか?