【夏のグルメ】対決は「門司港の焼きカレー」に軍配!
「駅すぱあとアンテナ」8月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、「夏のグルメ」対決。「札幌のスープカレー」と「門司港の焼きカレー」の対決となりましたが、結果は"焼きカレー"に軍配が上がりました!さっそく、"焼きカレー"派の皆さんから寄せられたホットなコメントをご紹介しましょう。
- ◇『カレーを焼いたにおいを想像するとすごく美味しそうです』
- ◇『カレーはある程度こってりしてるほうが好い』
- ◇『スープカレーにも興味がありますが、それ以上に、「焼きカレー」という響きに興味があります』
- ◇『北海道民としてはスープカレーを応援したいのですが、いつでも食べられるので今回は焼きカレーで!』
今回、知名度としては「スープカレー」のほうが上のようでした。しかし、「焼きカレー」という名前の持つインパクトに、かなり皆さん惹かれたようです。
- ◇『こんがり香ばしいカレーを、汗をふきふき食べたいな~!』
- ◇『激暑の日に激辛のカレーは最高!!こんがり焼けたアツアツカレー、汗をかきながら食べる・・・暑いなあ!?』
- ◇『暑さを征するには熱さをもってする、これは大原則ですね』
"夏の"グルメ対決だったことも、焼きカレーが勝利を収める要因だったかもしれません。汗を掻いてハフハフいいながら食べた後、門司港レトロの港から吹き付ける風を受けながらお散歩…きっと心地よいはずです!夏の醍醐味ですね。
- ◇『昭和11年、門司港の近くの街で生まれて8歳まで過ごしたことで思い出の多い所です。20年程前に1度訪れたことがありますが、勿論「門司港の焼きカレー」には出会っていません。ビールを飲みながら味わってみたいお品ではないでしょうか』
- ◇『四十数年前、門司に住んでいましたが、もちろんこの様な食べ物は聞いたこともないし、食べたこともありません。この様な商品ができたのかと感心しています。今度門司に行ったときには、是非食べてみようと思います。年をとってもカレーが大好きですから食べます』
焼きカレーが生まれたのは、昭和30年頃。門司区にあった喫茶店が始めたといわれています。お店で余ったカレーをグラタン仕立てにして食べていたことから誕生したそうです。以来、人気を呼んで焼きカレーを出すお店がポツポツと増え始め、いまや誰もが認める「門司港の味」となりました。
- ◇『列車関連の歴史の有る小倉や門司港には今度行ってみたいので、今は門司港の焼きカレーです』
- ◇『以前に門司港で実際に味わった事もあり、スープでは味わえないカレーの香ばしさやチーズと混ざり合ったボリューム感が忘れられず選びました』
- ◇『今年の6月、九州豪雨の兆しで熊本地方に大雨があったころ、出張帰りに門司港駅の鉄道博物館に見学に行きました。駅前に何件かある飲食店の一つに入って食しました。店それぞれに特徴があって、小生が入ったのは喫茶店でしたが、結構好みの味でした。また機会があれば訪れたいです』
現在は門司港駅を中心に、「伽哩本舗 門司港レトロ店」さんや「BEAR FRUITS(ベアーフルーツ)」さんなど、いくつものお店が焼きカレーを出しています。レトロ気分にどっぷりと浸りながら食べたい方には、門司港の名所のひとつ、ヨーロッパ伝統の木造建築が美しい旧門司三井倶楽部の中にあるレストラン「三井倶楽部」がおすすめ。焼きカレーだけでなく「焼きハヤシ」も楽しめますよ。
次に、「札幌のスープカレー」に一票を投じた方のコメントをご紹介しましょう。
- ◇『口当たりの良さもそうですが、何より基本的に涼しい場所ですから』
- ◇『夏はやはり涼しい北海道、札幌・函館と競馬も楽しいみたいですね』
- ◇『両方とも何軒か行ったけど、スープカレーの方が全体的にうまかった』
"夏の北海道"という点に惹かれた方がたくさんいらっしゃいました。同時に多かったのが、「スパイスを味わうにはスープカレー!」というご意見です。
- ◇『スープカレーって自分で作るの難しそうだし、暑い夏、さらっとスパイシーなものを食べてみたいよね!』
- ◇『ゴロゴロ野菜と骨付きチキンが魅力です。カレーのスパイシーさを味わうなら,絶対スープカレーです』
- ◇『さらっとしてるスープだからこそ、食べたときにスパイスの香りが一気にのどの奥と鼻に抜けて、カレーの香辛料の味を強く味わえると思います』
言われてみると、確かにスープ状のほうがスパイスの味をダイレクトに味わえそうですね!
- ◇『野菜たくさんでサラッと食べられて、暑い夏に精力がつきそうだから!』
- ◇『猛暑でバテ気味の体に野菜たっぷりのスープカレーで栄養補給!!』
- ◇『地元新鮮野菜盛りだくさんのカレーは中高年には魅力です。秋に、北海道に行く予定です。機会があれば是非食してみたいです』
そしてなにより、スープカレーは具だくさん!野菜もお肉もゴロリと入っている点が特長です。そんなスープカレーの"元祖"を名乗っているのは、『薬膳カリィ本舗アジャンタ』さん。文字通り、複数のスパイスや生薬をブレンドした"薬膳"のカレーを提供し続けています。創業は1975年。当初は具が入っていなかったそうですが、お客のリクエストによって、やがて具入りのスープカレーを出すようになったのだとか。その味はいまもなお健在です。
まだまだ残暑厳しい季節が続きそうですよね。そんな時節には、旅先でカレーを食べる"スタミナチャージの旅"がおすすめですよ!!