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駅すぱ・どっち方面

【車窓から眺める春の花対決】は「桜」に軍配!

桜

「駅すぱあとアンテナ」で皆さんに「二択」していただくコーナー「駅すぱ・どっち方面」。
今回の「車窓から眺める春の花」対決は、「桜」が「菜の花」を制しました!今回も「悩む~」という意見が多かったです。皆さん「しいていえば」といった感じでしたね。

まずは「桜」を推した方のコメントを紹介しますと、

『短期間にぱっと咲いてちり際の美しい桜が日本人にとってたまらなく美しく感じられるのではないでしょうか?』
『日本の花の代表で新しい人生の始まりの"応援華"』
『「あっ、綺麗よ」と、思わず周りの人に声をかけたくなってしまいます。なぜか心ウキウキ・・・日本人なんだなぁ~って毎年思います』

といったように、日本人の心を揺さぶる花として「桜」を選択した方が多くいらっしゃいました通勤途中にふと目にすると心が少しウキウキする桜。期間限定のお楽しみですよね。
一方、「菜の花」を推した熱い意見も多かったです。

『菜の花は広がりのある風景を期待できる』
『桜は見上げなきゃならないけど、菜の花は一面に広がる景色と一体になってるから』

といったように「風景」として捉える方や、

『桜は、ゆっくり眺めるのが良い。広い菜の花畑を車窓から眺めるのは良い』
『景色が移り変わる車窓からは、菜の花を見た方が楽しそうに思える』

といったように「車窓」ということを前提として菜の花を選んだ方も多くいらっしゃいました。ちなみに

『観て良し!食べて良し!』

菜の花といったように、料理の素材として菜の花を推しているコメントも頂きました。
そして、「ココの桜が素晴らしい!」と具体的にスポットを教えてくれたコメントも多数寄せられました。貴重なクチコミ情報、お伝えしましょう。
まずは菜の花。こちらは「駅すぱあとアンテナ」2月号の特集に登場した、千葉県の「いすみ鉄道」「小湊鉄道」がやっぱり素晴らしいとのこと。
例年4月中旬頃まで楽しむことができます。しかも!線路沿いの桜が咲けばダブルで楽しめるという贅沢な旅が実現します!

もうひとつご紹介したいのが、青森県横浜町。横浜町は菜の花栽培がさかんな地域で、長下北半島を走る大湊線の陸奥横浜駅近辺でいちめんの菜の花畑を目にすることができます。本州の最果ての地で体感する、遅い春。うーん行ってみたい!ちなみに2008年5月17日・18日には、同町で「菜の花フェスティバルinよこはま」が開かれます(17日は前夜祭)。菜の花でできた迷路があったり、菜の花マラソン(当日参加も可能!)が行なわれたりと、菜の花づくしの一日となりそうです。

そして車窓から眺める桜。『JR長崎本線・大草駅~東園駅』『阪急京都本線・崇禅寺駅近辺』『JR総武線・市ヶ谷駅~飯田橋駅間(外濠の桜並木)』『小田急線・玉川学園駅~鶴川駅間』『JR御殿場線・山北駅近辺』などが素晴らしいとのコメントを頂戴しました。その他の桜の名所としては、京福電気鉄道(通称・嵐電)北野線・鳴滝駅~宇多野駅間の桜のトンネル。

北国でのオススメは、津軽鉄道・芦野公園駅。こちらも桜のトンネルの中を列車が走ります。無人駅に咲き誇る桜も情緒タップリですよね。4月29日から5月5日までの期間には「芦野公園さくらまつり」が開かれます。
春は車窓をのんびり眺めるのにふさわしい季節!ぜひ皆さんもチェックしてみてくださいね。