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駅すぱ・どっち方面

【たのしい麺料理】対決は「わんこそば」に軍配!

わんこそば

「駅すぱあとアンテナ」8月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、個性的な"たのしい麺料理"対決。「流しそうめん」を上回り、「わんこそば」に軍配が上がりました。さっそく、"わんこそば"派の皆さんから寄せられたコメントをご紹介しましょう。

  • ◇『大食いの私にとってはわんこそば最高!』
  • ◇『40数年前に盛岡を訪れた際、乗継列車の時間が合わず食べ損なった。以後、機会がなく心残りのままです』
  • ◇『そんなに沢山食べられるものではありませんが、薬味がいろいろあって、楽しめるところがいいと思います。盛岡に出かける機会があったら、また是非立ち寄って食べたいと思います』
  • ◇『地元ですが、滅多に食べに行かないのでひさびさ記録に挑戦してみたい』
  • ◇『わんこそばを何杯くらい食べられるものか、チャレンジしたい!!100杯はいけるかな?』

わんこそば未体験の方はもちろん、実際に食べたことのある方からも多くの票が集まりました。やはり"自分の記録"を知りたいですよね。今回寄せられた"記録"は、以下のとおりです!

  • ◇『10年前に岩手県盛岡でわんこそばを10杯食べたことがありました。そのときに非常においしかったと記憶しています。チャンスがあればまた、トライしてみたいです』
  • ◇『20数年前、初めて東北の旅で訪れた岩手、先ずは名物のわんこそば食べ比べに挑戦。30数杯で撃沈したのを思い出す。今一度挑戦してみたい!』
  • ◇『20年近く前に、夫婦で東北旅行に行った時の「わんこそば」は、今も懐かしい思い出として残っております。多分40杯位は食べたでしょうか? もう一度行ってみたいですね』
  • ◇『何年か前に盛岡の、わんこそばを体験しました。たぶんその時は77杯食べたのを記憶しています』
  • ◇『わんこそばは一度挑戦して83杯食べた』
  • ◇『若い頃仕事で盛岡に行き、駅前のわんこそばに挑戦するのが楽しみでした。朝から何も食べず挑戦しても100杯まで届かず、130杯を食べる友人を見ながら、悔しい思いをしたものです。もう100杯どころか、30杯も食べられるかもう一度挑戦してみようかなと思っています。小生75歳』
  • ◇『20年ほど前に盛岡でわんこそばを125杯食べたのを覚えています。65歳になったこの歳で、さて何杯食べられるか、挑戦したいものです』

「125杯」が、今回寄せられたコメントの中ではチャンピオンでした!それにしても、一体どのくらい食べられるものなのか?お店によって量が微妙に異なるものの、わんこそば10~15杯分で、ふつうのおそばの1杯分になるのだとか。盛岡観光コンベンション協会さんのホームページによりますと、「平均で、男性70杯、女性50杯」だそうです。ちなみに、何杯食べたかを競い合う全日本わんこそば選手権という大会があり、歴代の記録は、なんと559杯!想像しただけでお腹がはちきれそう…。

  • ◇『給仕さんとの駆け引きも楽しみたいです』
  • ◇『汁を出来るだけ飲まず食べて、つぎ方に負けないようにする楽しみがある』
  • ◇『どんどんつがれるあの緊張感、一度はやってみたい』

もう食べられないと思ったら、お椀のフタをサッと閉じるルールになっているわんこそば。しかし、タイミングが遅れると「は~どんどん!」という掛け声と共に次のそばがつがれてしまいます。まさに勝負ですね!

わんこそば発祥の地といわれているのは岩手県花巻市をはじめ、盛岡市にもわんこそばを食べられるお店が複数あります。ぜひ岩手にお出かけの際はチャレンジしてみてはいかがでしょう。

・わんこそば(岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」)



次は、「流しそうめん」に一票を投じた方からのコメントをご覧いただきましょう。

  • ◇『夏はさっぱり、すずやかで!』
  • ◇『そうめんが大好きです。見た目も涼しく美味しくいただけそうです』
  • ◇『今の時期なら流しそうめんの方が涼しげでいいかな。他の時期ならわんこそば』
  • ◇『森の木陰で水のせせらぎと蝉の声を聴きながら冷たい流しそうめんを食べる!日本人で良かったなぁ~!って思える瞬間ですよね!』
  • ◇『そうめん大好きです。お家では大きな器も無いので「ほぐす」ように食べるのですが、竹筒をゆったりと流れる麺を掴むのは、さぞかし美味しいだろうと思います』

今年の夏の暑さも、「流しそうめん」の得票に繋がったようです。そうめんはとかく麺と麺がくっつきやすいので、冷たい水の中を泳ぐそうめんはさぞかし涼やかで美味しいでしょうね。

  • ◇『わんこそばは、戴いていて大変忙しい思いをしました』
  • ◇『いかにガツガツさを出さずにお上品に、でも心の中では絶対にとってみせると闘志を燃やすところが面白そう』

"せわしないより、ゆっくり"食べたい方も、流しそうめん派の皆さんの特徴でしたね。しかし、心の中では「絶対にとってみせる!」と闘志を燃やす(笑)。おっしゃる通りかもしれませんね。

  • ◇『故郷の近くの長瀞、流しそうめんはいつも行列、最高です』
  • ◇『子供の頃から「流しそうめん」と言うものを体験してみたいと思いつつ、50代後半になった今もまだ体験出来ないままです。美しい日本庭園で浴衣を着て「流しそうめん」を味わう…すごく憧れています。機会を見つけて長年のささやかな夢(!?)を実現したいですね』
流しそうめん

秩父の長瀞(ながとろ)には、流しそうめんが体験できる施設がいくつかありますね。「花のおもてなし長生館」では、8月末までは毎日、9月1日(日)~10月14日(月・祝)の期間は土日・祝日に流しそうめんを楽しむことができます。

ちなみに、丸い器の中をそうめんがぐるぐるとまわる"回転式"の流しそうめんの発祥地は、鹿児島県指宿市の唐船峡。鹿児島では「そうめん流し」と呼ばれているようですが、発祥の地で食べてみるのも一興ですよね。

一生に一度は食べてみたい、たのしい麺料理。きっと良い思い出になると思いますよ!

・夏季限定 流しそうめん処(花のおもてなし長生館)

・そうめん流し情報(いぶすき総合観光サイト)