読みモノ&レポート満載! 駅すぱ図書館

駅すぱ・どっち方面

【食堂列車】対決は「TOHOKU EMOTION」に軍配!

TOHOKU EMOTION
「駅すぱあとアンテナ」11月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、三陸海岸を走る「TOHOKU EMOTION」と、九州西海岸をゆく「おれんじ食堂」の「食堂列車」対決。その結果は「TOHOKU EMOTION」が僅差で勝利を収めました。さっそく「TOHOKU EMOTION」に一票を投じた皆さんのコメントをご紹介しましょう。
  • ◇『どちらも是非乗ってみたい列車です。冬景色の中を走る「TOHOKU EMOTION」に、より旅情をそそられ一票を投じます』
  • ◇『まさに甲乙つけがたいので、東北地方の復興を支援する意味で「TOHOKU EMOTION」に一票入れたいと思います』
  • ◇『三陸海岸沿いの景色を見ながら、駅弁をほおばり、宿では温泉に入り、海の幸を満喫。三陸海岸に縁がなかったので、旅行に行きたいと思っていたらこのアンケート!びっくり!!!』
  • ◇『「あまちゃん」ファンの私は、三陸海岸をゆく「TOHOKU EMOTION」に一票』

放送が終了してもなお、「あまちゃん」効果は健在でした!さらに今回は「甲乙つけがたいけれど…」といったコメントが全体的に多く、それぞれの列車に魅力を感じている方が大勢いらっしゃいました。

  • ◇『有名シェフ監修というのも魅力です』
  • ◇『超豪華な「ななつ星in九州」もよいと思いますが、庶民でも手が届きそうな両トレインもなかなか良いと思います。よく知っているルートや車窓風景も、一味違って感じられるのでは!!』

確かに、手が届きます!!有名シェフが監修した料理の数々は、「ななつ星in九州」に負けず劣らずのリッチな気分にさせてくれると思いますよ。

  • ◇『九州西海岸、三陸海岸とも甲乙つけがたいですが、3.11があって旅行が中止になった三陸海岸に行きたくて投票しました』
  • ◇『天気が良ければ食堂からの眺めは最高ではないかと思います。お食事の内容もよだれが出そうではないですか。復興に一役買いたいと思います』
  • ◇『是非乗ってみたいのですが、当分予約で一杯だそうで…』

「観光として出かけることで微力ながら支援したい」というコメントも多く寄せられました。そんな「TOHOKU EMOTION」ですが、大好評ということで、追加運転が発表されました!

2014年1月の追加運転日は22日(水)、23日(木)、24日(金)、29日(水)、30日(木)、31日(金)の計6日間。2014年3月も7日(金)、14日(金)、31日(月)の3日間が追加運転日となっています。詳しくは「TOHOKU EMOTION」の公式ホームページにてご確認ください。なお、4月以降の出発分については、1月下旬頃発売する予定とのことです。

TOHOKU EMOTION(JR東日本)



さて次は「おれんじ食堂」に一票を投じた方からのコメントです。

  • ◇『寒いのが苦手なので、この季節、九州の穏やかな海を見ながらの、のんびり旅なんて、想像しただけでうっとりです。でも本当は九州の冬、結構寒いんですよね(涙)』
  • ◇『旅先で新鮮なカニを手が汚れるのも気にせず、思いっきり食べてみたい』
  • ◇『何と言っても、九州地元の美味しい料理と景色、人情、それに勝るものはないと言ったら言い過ぎ?美しい海岸線を見ながら、のんびりと列車の旅がしたいです。九州の海産物は、美味しいですよ』
  • ◇『以前八戸に住んでいたので、自分の知らない九州西海岸を走る「おれんじ食堂」の方が新鮮に感じます。それと、もう一つの決め手は「駅マルシェ」ですね。地方に行くと産直品が販売されている道の駅に必ず立ち寄り、地元の美味しいものをお土産に買って帰ります。だから、駅マルシェにはすごく興味があります』

ホームに降り立つと地元のお母さん達が待っていて、「どこから来たの?」などと会話を交わしながら地元の特産品について教えてもらう…。「駅マルシェ」は実に素敵な演出ですよね。

  • ◇『色も形も昭和そのもので、懐かしい感じがする』
  • ◇『水戸岡さんがデザインした食堂車は「ななつ星」と、この「おれんじ食堂」だけだと思うので、ぜひ乗ってみたいです』

やっぱり水戸岡鋭治氏がデザインした車両は人気ですね。「鮮やかな青い車両が美しい」というコメントもありました。

  • ◇『鹿児島本線の中で海岸沿いを走る唯一の区間であり、希少価値は高い』
  • ◇『「おれんじ食堂」に一票です。2年前に出張ついでにこの路線の電車に乗りましたが、その時はまだ「おれんじ食堂」はありませんでした。単線の2両編成でのんびりした雰囲気がとても気に入った路線でしたので、ぜひとも「おれんじ食堂」で食事をしながら楽しみたいと思います』
  • ◇『この路線から見える東シナ海の夕日は最高です』

車窓から眺める景色もまた、お食事を美味しくする味付けのひとつといえるかもしれませんね。しかも夕日となれば、さぞかしお酒も美味しく感じそう!!

  • ◇『九州への旅行のプランを考えているところなので、是非食堂車も利用したい』
  • ◇『女房の生まれ育った鹿児島県の出水へは何度か行ったことがある。刺身、特に鯛が美味しかった。そんな九州西海岸の景色を見ながら海の幸、山の幸を味わってみたい』
おれんじ食堂

いまの季節も、海の幸や山の幸が美味しそうですね!ちなみに出水といえば、国内最大級の鶴の越冬地。11月初旬の調査では、1万468羽の鶴が確認されたそうです。千羽鶴どころの騒ぎじゃありませんね!例年10月中旬から3月頃まで観測できるそうですよ。「おれんじ食堂」で食事して、鶴の群れに出会う旅。なかなかよさそうです!

ゆったり、のんびりとした鉄道旅行に、“食”というさらなる楽しみが加わった食堂列車。ぜひ旅行計画を立ててみてはいかがですか?

おれんじ食堂(肥薩おれんじ鉄道)

ツル情報(出水市観光協会)