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駅すぱ・どっち方面

【東北の桜と電車】対決は「白石川堤一目千本桜」に軍配!

白石川堤一目千本桜
「駅すぱあとアンテナ」4月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、特集で紹介した「東北の桜と電車」対決。「津軽鉄道 芦野公園」を僅差で抑えて軍配が上がったのは「白石川堤一目千本桜」でした。さっそく“千本桜”派の皆さんから寄せられたコメントをご覧いただきましょう。
  • ◇『長い距離たのしめそう』
  • ◇『川べりの桜並木、春風を浴びながら乗って見たいですね。並木に差し掛かったらゆっくり走行するのも粋な計らいかもしれません』
  • ◇『長い風雪、それも過酷な冬に耐えて咲く千本桜、是非この目で見てみたい、桜の息吹を感じたいです』
  • ◇『どっちも甲乙つけがたいですが、ちょっとマイナーな白石川堤に1票!』
  • ◇『やはり川沿いの千本桜と蔵王連峰の両方が観られるのがいいですね』

川べりに連なる豪華絢爛の桜並木。背景には、雪が残る蔵王連峰。そのロケーションは、まるで美しい絵画のよう。桜並木は全国各所にありますが、8kmも続いているケースはそうそうありません!

  • ◇『川面に映える桜並木と舞い落ちたピンクの花びら、花見で一献やりながらのんびりまったり。いいな』

ぜひとも東北の地酒で乾杯したいですね!

  • ◇『速度落としてくれた電車やバスから素晴らしい桜並木を見ることが多いが、是非歩いてみてみたい』
  • ◇『どちらにも行ってみたいが、「さくら遊歩道」や「船岡城址公園」の山頂までのスロープカーに魅かれたので、白石川堤』
  • ◇『「北斗星」通過の写真を撮りたい!』

車窓から眺めるだけではなく、ぶらりと下車してみたいという方もたくさんいらっしゃいました。お天気が良ければ、この上ない春のお散歩になりそうですね。列車が走る姿も、確かに見てみたい!

  • ◇『子供が幼少の頃(仙台在住のころ)毎年行った。車窓からの眺めも素晴らしい、もう一度みたい』
  • ◇『津軽鉄道は乗ったことがあり、芦野公園も通ったが、白石川堤は見たことがない。ついでに長岡の信濃川堤防の桜も見たことがない』
  • ◇『芦野公園駅は昨年行きました。素晴らしかった。今年は白石へ行く予定にしています』

今年はすでに葉桜になっている白石川堤一目千本桜ですが、一見の価値がありますので、ぜひ桜のシーズンにお出かけいただきたいスポットのひとつです。ちなみに、宮城県南部に位置する角田市では、ゴールデンウィーク中も菜の花が満開!阿武隈川の河川敷に約250万本の菜の花が咲き誇り、背景には蔵王連峰。4月29日(火・祝)から5月5日(月・祝)にかけて、「第17回かくだ菜の花まつり」が開催されます。こちらの風景も白石川堤に負けず劣らず、圧巻ですよ!

第17回かくだ菜の花まつり(角田市)
白石川堤一目千本桜(大河原町観光物産協会)



次は、“津軽鉄道 芦野公園”に一票を投じた方からのコメントをご紹介しましょう。

  • ◇『駅で見たほうがじっくり見ることができる』
  • ◇『関東で味わえない。ローカル線での桜を十分眺められるし、5月の連休に行けるので最高です』
  • ◇『いかにもローカル線らしい趣とあまり人の手の入っていなそうな天然桜。こういう場所に1日いたら少しは人生変わるかしら…?』
  • ◇『ローカル線の風情と桜の花を同時に楽しめるのが良いですね!』

桜とローカル線の共通点は、眺めていると心がゆったり、のんびりとしてくるところ。この2つが同時に楽しめるわけですから、否が応でものんびりしますよね。忙しい日常をつかのま忘れるには、最適のロケーションです。

  • ◇『一度、津鉄に乗ってみたい』
  • ◇『本土最北のローカル私鉄に乗って桜を眺めたい』
  • ◇『アテンダントさんの津軽弁を聞くのも楽しみです』
  • ◇『昨年、真冬のストーブ列車に始めて乗った。同じ線で、今度は桜を観たい』

ローカル線の中でも、“津鉄”こと津軽鉄道の人気ぶりを感じるコメントがたくさん寄せられました。車内にダルマストーブを設置した「ストーブ列車」に乗ったことがある方も複数いらっしゃいましたよ。

  • ◇『弘前城とセットで見に行きたいです』
  • ◇『2012年5月、桜の古城めぐりツアーの途中、津軽鉄道の「走れメロス号」に乗って行きました。女性乗務員の津軽弁での旅行案内が温かく、旅情を誘ってくれました。特に芦野公園の桜はたくさん咲いていて、印象に残っています』
津軽鉄道 芦野公園駅

弘前公園で開催される「弘前さくらまつり」で桜とお城のコントラストを満喫したのちに、芦野公園で桜とローカル線の競演を楽しむ…なんとも贅沢ですね!実際に、そのコースを辿る旅を満喫している人も多そうです。ちなみに、現在の芦野公園駅の横には旧駅舎が保存されていて、喫茶店「駅舎」として営業しています。レトロな雰囲気にどっぷりと浸りながら、遅い春をじっくり味わってみたいものです。

津軽鉄道
芦野公園(五所川原市観光協会)