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駅すぱ・どっち方面

【日本海沿岸の観光地】対決は「天橋立」に軍配!

天橋立(京都)
「駅すぱあとアンテナ」5月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、特集で紹介した「日本海沿岸の観光地」対決。「天橋立」と「鳥取砂丘」という、誰もが耳にしたことのあるメジャーな観光地同士の対決を制したのは、「天橋立」でした。さっそく“天橋立”に一票を投じた皆さんから寄せられたコメントをご覧いただきましょう。
  • ◇『青い海と深い緑の配色、微妙に曲がりくねった海岸線、どこをとっても日本三景にふさわしい美しさと珍しさを兼ね備えている。ぜひ行ってみたい!! 』
  • ◇『子供の頃に見たきりなので、新しい感動を感じてみたい』
  • ◇『鳥取砂丘も天橋立も45年前に新婚旅行でいきました。どちらも思い出のある場所ですが、どちらかといえば天橋立かな・・・海に突き出た松林の中を幸せいっぱいの私たちは手を取り合って歩いたことを想い出します』
  • ◇『京都なのに海がある、そんな驚きを感じてみたい』

「新婚旅行で行った」という方が他にも複数いらっしゃいました。久しぶりに行ってみると、また違った趣きを感じられそうですね。

  • ◇『山の上から「股覗き」をしてみたい』
  • ◇『どちらも訪れたことはあるが、やはり天橋立の股覗きをしたときには本当に納得したので』

高台で股の下から逆さに景色を覗くと、海と空が逆になって、天に橋が架かっているようにみえる「股覗き」は天橋立観光の定番。天橋立ビューランドから眺める風景は天橋立が天に舞う龍のようにみえることから「飛龍観」と呼ばれるなど、眺める位置によって違う楽しみがあるのも魅力です!

  • ◇『神秘の天橋立。ぜひ行ってみたい。長い松林の中に、井戸があるんですって!周りが海なのに!近くの公園で、股覗きもしてみたい』
  • ◇『日本三景の一つである「天橋立」で決まりです。なんと言っても「白砂青松」の景観が魅力的です。タイミングが良ければ、「廻旋橋」の回転も見たいです』
  • ◇『一度、雪が降る中、砂州を歩いた。生姜甘酒を茶店で飲んでからだが温まった』

天橋立の中に位置する天橋立神社、その境内には日本名水百選のひとつ「磯清水」が湧いています。おっしゃる通り、真水が湧くのは神秘的ですね。廻旋橋は、天橋立と文殊堂のある陸地をつないでいて、船が通るたびに90度旋回する珍しい橋。眺めても、歩いても楽しいのが天橋立ですね。

  • ◇『竹中のオイルサーディン最高ですね!』
  • ◇『茶屋のアサリ丼の美味しさが忘れられない』

明治41年創業の竹中罐詰のオイルサーディンや、はしだて茶屋の名物アサリ丼は、しばしばテレビ等のメディアでも取り上げられていますね。日本海沿岸なので、旅館の晩御飯も美味しそう!

「駅すぱあとアンテナ」5月号の特集でも少し触れましたが、天橋立観光の足として、北近畿タンゴ鉄道の「丹後くろまつ号」の運行が5月25日(日)より始まりました。「『海の京都』の走るダイニングルーム」のコンセプトどおり、スイーツやランチ、地酒など、グルメを楽しみながら旅ができる観光列車です。ぜひ天橋立観光に利用してみてはいかがでしょう。

天橋立観光ガイド
北近畿タンゴ鉄道



次は、“鳥取砂丘”に一票を投じた方からのコメントをご紹介しましょう。

  • ◇『目の前に広がる雄大な日本海を、砂丘の高い位置から眺める。何かゾウの背中に乗って大きな広い河の中を散策しているような気分を抱かせてくれる』
  • ◇『幻想的な砂丘(特に月明かりの中で)見てみたい』
  • ◇『鳥取砂丘の風紋は、目の前で繰り広げられる、まさに自然の風と砂が創り出す芸術作品!一度は見ておきたい』
  • ◇『鳥取砂丘…!!これほど有名な場所ですが行く機会がない!でも、一度は行ってみたい!いつかはどうしても行きたい場所です』

「ここって日本?」と思わせてくれる、壮大な景色が広がる鳥取砂丘。その知名度のわりには「行ったことがない」という方がたくさんいらっしゃいました。一度は見てみたい風景ですよね。

  • ◇『ただ単に「股のぞき」する姿勢が太っていて出来ない!』

その選択理由は予想外でした!(笑)

  • ◇『砂丘でパラグライダーをやってみたい』
  • ◇『ラクダに乗って観光してみたい』
  • ◇『子供たちが楽しめそうなので、砂丘。梨もシーズンなら食べたいですね。ただ、自分はコンタクトレンズ使用なので、本音は絶対に行きたくない場所ですが…』

確かにお子さんと一緒の旅行なら、砂丘のほうが楽しいかもしれませんね。近年ではラクダに乗って砂丘を遊覧できるだけでなく、パラグライダーや“砂上のスノーボード”と呼ばれるサンドボードができたりと、アクティビティも充実しています。

  • ◇『未だ行った事がない山陰、なかんずく鳥取砂丘は一度は行って見たいと思っているところ。実現の暁には愛用のカメラで大自然の砂丘風景を撮りまくりたい。写真展に出せるような作品を撮りたいと思っている』
  • ◇『社会人になりたての時に、該当場所2ヶ所に旅行したことがありますが、特に初めて見る鳥取砂丘には特別に感動しましたことを今でも憶えています。当時の砂丘の砂絵額縁が今でも残っています。機会がありましたら今一度訪問したいと思いましたので、特集がありましたら掲載してください』
  • ◇『近くに砂の美術館もあり、砂の美術館からみる鳥取砂丘もまた違った景色に見えて最高です』
鳥取砂丘(鳥取)

もうひとつ、近年注目を集めているのが「砂の美術館」。雪像ならぬ“砂像”ですね。日本で唯一「砂」を素材にした彫刻作品を展示する野外美術館です。繊細で素晴らしい作品でありながら、砂という崩れやすい素材を使っているため、定期的に展示作品が変わります。現在は「第7期」作品展示中で、テーマは「砂で世界旅行・ロシア編~大国の歴史と芸術の都を訪ねて~」。世界遺産の聖ワシリイ大聖堂や世界三大美術館のひとつ、エルミタージュ美術館など、さまざまな砂の彫刻作品が並んでいます。

鳥取砂丘へ訪れた際は、雄大な砂丘の景色とともに、ぜひ「砂の美術館」も満喫してくださいね。

とっとり砂丘王国
砂の美術館