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駅すぱ・どっち方面

【四国の観光地】対決は「金刀比羅宮」に軍配!

金刀比羅宮(香川)
「駅すぱあとアンテナ」7月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、「四国の観光地」対決。香川県の「金刀比羅宮」と、愛媛県の「松山城」の対決となりましたが、結果は僅差で「金刀比羅宮」に軍配が上がりました。さっそく“金刀比羅宮”派に一票を投じた皆さんから寄せられたコメントをご覧いただきましょう。
  • ◇『やはり金刀比羅様ですね。あの階段は忘れられませんね』
  • ◇『こんぴらさんには、年2回登っていますが、何度でも行きたい』
  • ◇『夏といえば海。金毘羅さんは海上交通の守り神です』
  • ◇『こんぴらふねふね~。浮かれて金比羅参りを楽しんで参りたいのう』

“さぬきのこんぴらさん”と親しまれている金刀比羅宮。「こんぴら船々 追風(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ♪」と民謡の題材になったり、清水次郎長親分が森の石松に代参を依頼したりと、いにしえの物語にもよく登場する有名なお宮です。

  • ◇『今でも石段が登りきれる事を確認したい』
  • ◇『78歳男性、785段の石段無事に登れるかな?不動明王に参拝し、讃岐富士の眺望を楽しみたいです』
  • ◇『本宮までの階段を踏破して、運動不足でなまった身体にカツを入れたい』
  • ◇『奥の院までぜひ!讃岐富士がよく見えます』
  • ◇『1368段の長い石段を上りきり、本宮から眺める瀬戸内海の景色は素晴らしく、ご利益を頂いた後のうどんも格別です』
  • ◇『苦労して登った先に静けさがある』

こんぴらさんといえば、なんといっても参道の階段!本宮まで785段、奥社まで1368段。皆さんおっしゃるように、苦労して登るからこそ、達成感はひとしおです!

  • ◇『高校の修学旅行で行ったけれど、あの階段を今度は籠で上りたいですね』

そうそう、かごもあるんです!境内となる大門まで、ひときわ急でしんどい365段をかごで登ることができますが、登りの料金のみでも5000円以上かかります!担ぐ側からしてみればかなりの重労働ですからね…。

  • ◇『一度行きました。金刀比羅宮はうどんのように親しみやすいです。うどん作り体験もお勧めです』
  • ◇『松山城・道後温泉はかなり魅力がありますが、金刀比羅宮の参道で食べた讃岐うどんが忘れられません。讃岐うどんが食べたいです』
  • ◇『金毘羅さんの長い階段で汗を流し登り、気持ちよく参拝後ぶっかけうどんを食べるのが最高に幸せを感じます』

そして、讃岐うどん。参道の両脇には、たくさんのうどんのお店が並んでいます。コメントでいただいたように、うどん作り体験もできますよ。

ちなみに首都圏から金刀比羅宮へのアクセスですが、前回も紹介した東京駅発・高松駅行きの「サンライズ瀬戸」が、今秋から琴平まで延長運転されることになりました。ひとまずは、9月から11月の金・土曜日の東京駅発限定です。寝台特急で出かけるこんぴらさんもなかなかオツですね。

金刀比羅宮
サンライズ瀬戸・出雲(JRおでかけネット)



次は、「松山城」に一票を投じた方からのコメントをご紹介しましょう。

  • ◇『早朝の朝もやの天守閣を見てみたい』
  • ◇『市街中心部の山城で360度の景観は素晴らしい』
  • ◇『城めぐりをしているので断然城です』
  • ◇『現存している十二の天守閣の中で、まだ、現物を見た事がないお城の一つなので是非、この目で見てみたいです』
  • ◇『どちらも2年前のゴールデンウィークに行きました。妻は松山城に行ったことがきっかけで日本100名城のスタンプラリーを始めたいと言い出しました。その後スタンプ帳は入手しましたが未だハンコは押せていませんので再び訪れたいと思っています』

熊本城や姫路城、松本城とならび、常に「行ってみたい名城」ランキングでも上位にランクインする松山城。こんぴらさんと違い、お城まではロープウェイで楽ちん空中散歩。ちなみに松山城のロープウェイは、四国の主要観光施設の中で、最も1年間の利用客が多い施設です。

  • ◇『坂の上の雲の合間に見える松山城と、道後温泉を見てみたい』
  • ◇『NHKドラマ「坂の上の雲」の舞台となった伊予松山城を、映像ではなく、直に見たいと思います』
  • ◇『「坂の上の雲」で活躍した3人のふるさと。「坊っちゃん」の舞台。温泉も楽しみ』
  • ◇『我が家の先祖は愛媛出身。でも一度も行ったことがありません。先祖も眺めたであろう雄大で古風な天守を見ながら道後温泉でまったりして、思いを馳せたいと思います』

夏目漱石の「坊っちゃん」と、司馬遼太郎の「坂の上の雲」。そして、日本最古の温泉といわれる道後温泉。この3つの要素に触れる方がたくさんいらっしゃいました。「坂の上の雲ミュージアム」や「松山市立子規記念博物館」、道後温泉本館にある「坊っちゃんの間」など、これらにまつわる観光スポットにもぜひ足を運んでみると面白いですよ!

  • ◇『両名所共に、行ったことがありますが、松山城のロープウェイ利用よりも、あまり観光客は通らないが、二之丸史跡庭園から上るのも、見逃せないです』

こんぴらさんのように“登り切った達成感”を味わうにはよさそうですね!掻いた汗は、道後温泉で流す!これぞ松山観光の醍醐味です!

松山城(愛媛)

どちらかひとつをお選びいただく「どっち方面?」ですが、こんぴらさんも松山城も同じ四国。ぜひ両方とも訪れて、それぞれの風情を満喫してみてくださいね。

松山城
道後温泉物語