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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2006年10月号

駅すぱあとアンテナ
駅すぱあとアンテナ10月号
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「駅すぱあとアンテナ」編集部



あなどるなかれ 「立ち食い蕎麦・うどんの名店」
小腹が空いて、駅で一杯。立ち食い蕎麦・うどんのお世話になったことのある方も多いと思いますが、「立ち食いなのに、なぜこんなに美味しいの?」と唸らせるお店もあるんです。
今回は、そんな名店の数々をご紹介しましょう。お近くへお寄りの際は、ぜひご堪能ください。
01 あなどるなかれ 「立ち食い蕎麦・うどんの名店」
JR蒲田駅の中央改札横にある「めん亭」の謳い文句は「大阪の味」。黄金色をした関西風のダシで蕎麦も楽しめるが、やはり抜群なのはうどんとの相性だ。

注文したのは「梅しらすうどん」。麺は讃岐ほどのコシはないものの、ほどよい弾力を保っている。ダシを一口含むと、薄口醤油の風味が口の中に広がり、ほのかに昆布の香りが余韻として残る。しらすと裏ごしした梅との相性も良く、味に奥行きを与えている。全体的にさっぱりした印象のうどんは、食欲のない時や二日酔いの次の日の胃袋もすんなりと受けつける味といえるだろう。

他にも、とろろ昆布やきざみ(細く刻んだ油揚げ)など、関西ではおなじみの味も楽しめる。店内は2つにわかれていて、改札の外側・内側の双方から入店が可能。蒲田を通る際にはちょっと途中下車して立ち寄ってみてはどうだろう。
雑学メモ
■消化抜群の秘密は「グルテン」
「江戸の蕎麦、難波のうどん」と言われるように、関西のうどん人気は関東を凌ぎます。「大阪うどん」の定義は諸説ありますが、ダシにイリコを使う讃岐うどんと異なり、昆布をメインに使っている点が特徴です。また、うどんの麺に含まれるたんぱく質「グルテン」によって、消化の良い健康食品としても注目を集めています。素早く栄養をエネルギーにかえるうどんは、仕事の合間の駅ナカでの食事にピッタリといえるでしょう。
 東京都大田区西蒲田7-68-1
 平日6:30~22:45(土・日・祝は7:00~20:45)
 無休
 JR蒲田駅中央改札横
 03-3739-2181
東京メトロ日比谷線の八丁堀駅近くにある「がんぎ」新川二丁目店は、新潟県十日町地方に伝わる十日町蕎麦が楽しめる。

蕎麦本来の味を楽しむため、注文したのはざる蕎麦とかき揚げ。既に茹でた麺を湯にくぐらせる一般的な立ち食い店と違い、注文を経てから生麺を茹でるスタイル。待つ間、店内を見渡すと、ずらりと並ぶ新潟産の地酒が目につく。夕方5時以降は食事だけでなく、天ぷらや和え物で一杯やれる「立ち呑み屋」としても機能しているようだ。

出てきたかき揚げは、二つにカットされた大ぶりのもの。蕎麦つゆは本鰹、醤油、みりんがベースになっていて少々濃いめ。それゆえ、蕎麦をどっぷりとくぐらせずに端だけ少し浸してたぐる「江戸前」の食べ方が楽しめる。細めの麺でありながらコシもしっかりとあり、つるつるとした喉越しを堪能できるのも嬉しいところ。

食後には、立ち食い店には珍しい「蕎麦湯」を味わおう。昼飯どきに訪れるもよし、仕事終わりにちょっと一杯やるもよしの名店といえる。
雑学メモ
■布海苔が決め手の十日町蕎麦
通常、蕎麦の「つなぎ」には小麦粉や卵白、自然薯などが使われますが、十日町蕎麦のつなぎは海草の一種「布海苔(ふのり)」。これによって麺は薄い緑色を帯び、コシの強さと喉越しの良さが生まれます。この布海苔、以前は食用以外にも、織物の工程のなかで糊(のり)として使われていたとか。ちなみに、布海苔を使った蕎麦を「へぎ」と呼ばれる大きい木の器に一口分づつ並べ、2、3人で囲んで食べるものを「へぎそば」と呼びます。
 東京都中央区新川2-7-7
 クレール八重洲通りビル1階
 8:00~19:20(土曜は~13:30)
 日・祝
 東京メトロ日比谷線八丁堀駅より徒歩4分
 03-3551-5054
都営大江戸線牛込柳町駅を降りてすぐ、大久保通り沿いにある「白河そば」のうどんは、平打ちの麺を使った「ひもかわうどん」。関西風のダシとのコンビネーションもよく、喉越し、食べ応え共に満足できる味に仕上がっている。

とりわけ麺と卵を絡ませた上に天かす、ねぎをあしらった「釜卵(かまたま)うどん」は絶品。好みに合わせて紅しょうが、醤油、ポン酢などをかけて食べることができる。

もうひとつ、同店ならではの味といえば自家製カレー。カレーライスはもとより、蕎麦やうどんとの相性も抜群。蕎麦屋のカレーが好きという方も多いと思うが、同店のルーは独特のピリ辛仕立て。あっさりしたダシと合わさると、コクと深みがいっそう引き立つ。

その他、細切り油揚げの乗った「きざみごはん」や、お好みでかける調味料としてナンプラーを取り入れている点など、創意工夫が随所に見られる。しかもこれらが意外に美味い。何度も通っていろいろな味を堪能したくなる店だ。
雑学メモ
■カレーうどんのルーツは早稲田
日本初のカレーうどんは明治37年、東京・早稲田にあった「三朝庵」が出したといわれています。日本初のライスカレーは明治10年、カレー南蛮蕎麦は明治42年、カレーパンは昭和2年が最初のお目見えとのことです。ちなみにカレー南蛮の「南蛮」とはネギのこと。一説にはネギの産地として名高かった「難波」がなまって「南蛮」になったといわれ、現在でも関東では鴨南蛮を「かもなんばん」、関西では「かもなんば」と読みます。
 東京都新宿区原町2-6-7
 7:00~15:00(土曜は~14:00)
 日・祝
 都営大江戸線牛込柳町駅より徒歩3分
 非公開
オフィスが立ち並ぶ東銀座の地に店を構えるのが「十割そば・郷」。読んで字のごとく、そば粉100パーセントで仕立てた蕎麦が自慢の店だ。

すでに茹で上がった麺を湯にくぐらせるだけの立ち食い店と異なり、ここでは注文のたびに茹でる前の「打つ」工程、すなわちプレス機から麺が押し出されるところから始まるようになっている。讃岐のようなコシを楽しむ麺が男性的だとすると、この十割蕎麦の麺は細めで色も淡く、しなやかで女性的。蕎麦を一口含むと、つなぎを入れないそば粉10割の蕎麦だけあって本来の香りが存分に鼻腔をくすぐる。訪れた際には白ネギの入ったにしんの温蕎麦を食べたが、次回はざるで味わってみたいところだ。

素材へのこだわりと立地からか、お値段は通常の立ち食い店に比べて少々高め。ただし立ち食い店にはない本格志向の味を楽しみたい方は是非。
雑学メモ
■蕎麦は世界に誇る健康食
蕎麦は、そばの実から作られるそば粉が原料です。そば粉100%の麺は、同店のように「十割そば」、もしくは「生そば」などと呼び、つなぎとなる小麦粉の割合よって「九割そば」「八割そば(もしくは二八そば)」と呼び名が変わります。いずれにしても蕎麦は日本が世界に誇る健康食。蛋白質や疲労回復につながるビタミンB1、B2も豊富で、蕎麦に含まれる成分「ルチン」は毛細血管を強くし、脳出血や高血圧症の予防にも効果的です。
 中央区銀座7-13-22
 8:00~20:00(土曜は11:00~15:00)
 日・祝・第3土曜
 東京メトロ日比谷線東銀座駅より徒歩3分
 03-5565-5531

************ ダイヤ情報 ****************
【 鉄道 】

  東海旅客鉄道 2006/10/01 ダイヤ改正に対応 
  いすみ鉄道 2006/10/01 ダイヤ改正に対応
  上毛電気鉄道 2006/10/01 新駅開業及びダイヤ改正に対応
   ※10/1は新駅「桐生球場前」開業及びダイヤ改正実施
  上田電鉄 2006/10/01 ダイヤ改正に対応
  長良川鉄道 2006/10/01 ダイヤ改正に対応
  樽見鉄道 2006/10/01 ダイヤ改正に対応
  愛知環状鉄道 2006/10/01 ダイヤ改正に対応
  東海交通事業 2006/10/01 ダイヤ改正に対応
  伊勢鉄道 2006/10/01 ダイヤ改正に対応
  松本電気鉄道 2006/10/07~2006/10/14 臨時ダイヤに対応
  京福電気鉄道 2006/10/21~2006/12/03 秋の季節ダイヤに対応
 
03 駅すぱ・川柳・・・
 
「並んでいた自動改札が進まないので、隣の改札に行ったら、今度はその改札が渋滞しちゃって進まない」とのコメントをいただきました。よくありますよね、そういうこと。高速道路の渋滞も、車線を変更すべきかどうか悩みますが、得てして動かないほうがよかったりします。「風林火山」になぞらえて、その心得を下の句に継いでみました。
「少しの揺れにつり革なんか使うものかとふんばってみたが、年には勝てず、大きい揺れにつり革を掴むのが間に合わず前方の窓に手をついてしまい恥ずかしかった。座席の人に倒れこまなくてよかった」とのコメントをいただきました。電車の揺れは侮れませんから、つり革や手すりは存分に使ってくださいね。それにしても倒れ込まなくて本当によかったです。恥ずかしさは窓に手をつく3倍くらいだと思います。
「とある電車に乗り、車内で座って居眠りをしていて・・・目が覚めて車窓を見ると、目的地と逆方向を走っていた。終点に着いても誰も起こしてくれず、そのまま折り返して行ってしまった光景を詠んだ句です」とのコメントをいただきました。恥ずかしながら筆者にも経験があります。そのときは相当寝入ってしまい、逆の終点が間近に迫っていたので「もういいや」と思い、そのまま二度寝しました。大抵は駅員さんが起こしてくれるんですけどね・・・。
 
次回11月号は、2006年11月8日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」10月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2006年10月4日(水)
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