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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2008年8月号










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「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、(株)ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。
「駅すぱあとアンテナ」編集部
テレビでスポーツ観戦していると、その超人的な能力に感嘆するとともに、ついつい自分を省みてしまう。日々の運動不足を解消したい・・・しかし夏のスポーツには熱中症の危険も伴いがち。そこで今回は、水しぶきを受けながら楽しめるスポーツを取り上げてみることにした。まずは「シャワークライミング」だ。日本風に言えば「沢登り」といったところだろうか。通常の登山に比べて滑りやすく、地面も起伏に富んでいるために素人がおいそれと手を出せないイメージがあるが、ガイドの先導による安全なシャワークライミング体験スポットは全国に増えつつある。

そのひとつが、長野県の北西に位置する小谷(おたり)にある。小谷は、冬場は栂池高原スキー場、白馬乗鞍スキー場などが賑わい、夏場は雨飾高原キャンプ場や石坂森林探検村に多くの観光客が訪れる地。糸魚川から松本城下までを結び、俗に「塩の道」と呼ばれる千国街道など歴史情緒も備わっている。

この地をフィールドとして展開していた「小谷パラグライダースクール」が、シャワークライミング体験ツアーを開設。もちろん初心者でも体験することができる。自前で用意するものは水着や身体を拭くタオル程度。水着の上に着るウェットスーツ、ライフジャケット、専用シューズ、ヘルメット、手袋などは貸し出してくれる。

豊富な雪解け水が流れる沢は、一般では立ち入り不可。それだけに人工物もなく、手つかずの自然を満喫することができる。

ツアーは約2時間で、どの行程を辿るかは、その日の自然条件や参加者の体力を考慮して、そのつどベテランガイドが選ぶ仕組みとなっている。まず最初に行なうのは、水に慣れること。フローティングジャケットをつけ、「浮く」「泳ぐ」ことを体験する。泳ぎに自信がない人でも十分可能だ。特に女性や子ども達にはガイドがしっかりサポートしてくれる。

慣れた頃合いに「クライム(登る)」を体験。もちろんここでも、どのように登ればよいか、どこを足場とすればよいかレクチャーしてくれる。沢によってはロープを駆使し、皆で力を合わせる一面も。「冒険系スポーツ」として気分が盛り上がる瞬間だ。

さらに「冒険系」なのは、「スライド」と「ジャンプ」。スライドは沢を天然の滑り台にして、滝つぼに滑り降りるスリリングさが特長。ジャンプは文字通り、滝つぼへの飛び込みだ。かつて少年時代に田舎で体験した、という方にとっては懐かしさがこみ上げる一瞬となりそう。もちろん強制ではなく、迂回することも可能。飛び込む位置や高さなどもバリエーションがあるので、無理せずに「ここならいける」というところからジャンプを体験しよう。

シャワークライミング体験ができるのは9月23日まで。体力に自信のある方には、渓谷最大の滝つぼまで行く「チャレンジコース」がおすすめだ。カラダを動かしつつ、大自然を満喫できるところが魅力のシャワークライミング。ぜひともこの夏、体験してみてはいかが?
長野県北安曇郡小谷村千国乙12856
(集合場所となる白馬コルチナ国際スキー場 わらび平ゲレンデ「レストラン ボンネージュ」)
JR大糸線 南小谷駅よりタクシーにて約8分
090-3312-1069(シャワークライミング担当 清 貞雄[セイ サダオ])
シャワークライミングを体験できる小谷村には、鉄道ファンならずとも一度は乗ってみたいローカル線「大糸線(おおいとせん)」が走っています。大糸線は長野県松本市の松本駅から新潟県糸魚川市の糸魚川駅までを結ぶ路線。松本駅から南小谷駅まではJR東日本の管轄です。南小谷駅から糸魚川駅まではJR西日本管轄で、非電化区間となっているため、写真のようなキハ52形気動車がトコトコと走っています。ローカル線の風情満点ですよね。

沿線には見どころがいっぱい。標高約1900mに位置する日本有数の高層湿原「栂池自然園」へは、南小谷駅からもバスが出ています。夏場はミズバショウやニッコウキスゲなどの高山植物がそこかしこで花咲き、一周約5.5kmの遊歩道でトレッキングしながら楽しむことができます。詳しくは信州小谷村観光ホームページにてご確認ください。

また、仁科三湖のひとつ「青木湖」も、夏場の美しさは格別。透明度が高く、空の青さ、深い緑とのコントラストが魅力です。湖畔にはキャンプ場もあります。

◇大糸線(JR東日本 えきねっと)
http://www.jreast.co.jp/localline/local_line/oito/index.html
 
風光明媚な渓谷を眺めつつ、ゆったりと楽しむ「川下り」もいいけれど、時にはエキサイティングな激流にもまれてみたい。大自然の力をまざまざと味わい、終わった後には心地よい疲れと達成感、そして爽快感が残る・・・それが「ラフティング」だ。

もともとは第二次世界大戦後、軍事用のゴムボートで激流を下ったことから生まれたラフティング。スポーツとしても脚光を浴び、ボートに溜まった水を自動的に排出する機能なども生まれて進化を遂げ、昨今のブームに至っている。激流・急流の多い日本の風土に向いているスポーツといえるかもしれない。

今回ご紹介するのは、関西屈指の激流として知られる京都の保津川が舞台。亀岡から嵐山までを下る遊覧船の保津川下りで有名だが、急流ではラフティングも楽しめるようになっている。日本最大の激流と呼ばれる四国・吉野川や、清流として知られる岐阜・長良川でもラフティングツアーを行なっているビックスマイルでは、保津川半日ラフティングツアーを実施中だ。

持参するものは水着にタオル、短パン。濡れても構わない靴やめがねバンド、ゴーグルは持参してもよいが、レンタルも行なっている。水抜き穴のついたヘルメット、ウエットスーツ、ライフジャケットを身につけ、漕ぐ道具「パドル」を持っていざ乗船。長さ約4m、幅約2mの激流降下用ゴムボートだ。

漕ぐ練習が終われば、さっそく川下りスタート。皆で息を合わせ、漕ぐコツを掴みながら下ってゆこう。保津川半日コースでは、名前の付いた8個の激流と、数多くの小さな激流を乗り越えていく。およそ80mに渡る「金岐の瀬」、保津川最大の落差2mを誇る「小鮎の滝」、保津川最長の瀬「大高瀬」、ライオンが牙をむいたような落ち込み「獅子ヶ口の瀬」など、アグレッシブなポイントがスタートから目白押しだ。

もちろん、慣れていない方は景色を楽しむ余裕はないかもしれない。ただ、この後の「女淵」などは流れも緩やかでホッと一息つくことができる。ボートを降りて水泳を楽しむ時間も設けられている。

その後もいくつかの瀬を乗り越え、「曲がり淵」といわれるポイントへ。ここでは岩場に登って深瀬へ飛び込ぶこともできる。怖いならスルーしたって構わない。あくまでも自由参加の度胸試しだ。

保津川ラフティングは11月末まで毎日開催中。9時からの午前コースと、13時半からの午後コースがある。京都観光の名所、嵐山も程なく近いので、ラフティング体験の前後に訪れるのもよさそうだ。この夏、大自然と京都を満喫する旅に出かけよう。
京都府亀岡市篠町馬堀駅前2丁目(集合場所となるビックスマイル保津川ベース)
JR嵯峨野線 馬堀駅より徒歩5分
0771-29-5370(ビックスマイル)
保津川ラフティングの集合場所から徒歩5分のところに、嵯峨野観光鉄道のトロッコ亀岡駅があります。嵯峨野観光鉄道は保津川の峡谷に沿って走るため、立地条件から複線化がままならず一時は廃線になった路線でした。しかし、鉄道に乗りながら峡谷美を堪能できる同路線の観光資源としての魅力がクローズアップされて見事に復活。今では季節を問わず多くの観光客が訪れ、皆一様に“プチ”鉄道旅行を楽しんでいます。

春は桜、秋は紅葉。夏は色濃い緑が嵯峨野トロッコ列車の車窓に広がります。亀岡から嵯峨野までは7.3km。およそ25分の列車の旅です。晴れた日には、窓ガラスがなく、腰板と床は格子になっている5号車「ザ・リッチ号」が格別。川面になびく風を全身で感じることができます。川のせせらぎと蝉しぐれが響く中、心ゆくまで鉄道の旅をお楽しみください。

嵯峨野についたら、いざ観光。世界遺産の天竜寺をはじめ、大覚寺や愛宕念仏寺など見どころが豊富です。これら名所を回るには、駅前の嵯峨野観光鉄道レンタサイクルで自転車を借りるのがいちばん!鉄道の旅だけでなく自転車の旅も楽しめる、贅沢な旅行をどうぞ。

◇嵯峨野観光鉄道 http://www.sagano-kanko.co.jp/index.php
************ 改訂情報 ****************
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2008年8月号の内容に対応
私鉄および公営は、2007年8月9日現在の時刻表に対応
ゆりかもめ 2008/08/10
東京湾大華火祭開催に伴う臨時ダイヤに対応
2008/08/15~2008/08/17
コミックマーケット開催に伴う臨時ダイヤに対応
近畿日本鉄道 2008/08/13~2008/08/31
大阪線・名古屋線・湯の山線・山田線 夏の臨時特急増発列車に対応
生駒鋼索線 臨時増発列車に対応

お盆ダイヤに対応
近畿日本鉄道・伊賀鉄道・養老鉄道・大阪高速鉄道・愛知高速交通  
阪堺電気軌道・大阪市交通局・北大阪急行電鉄・京都市交通局  
京阪電気鉄道・阪急電鉄・阪神電気鉄道・神戸電鉄・神戸高速鉄道  
神戸市交通局・広島高速交通 他
   
  ※夏の臨時ダイヤの詳細は「2008年8月第2版」公開後
 「駅すぱあとワールド」(https://ekiworld.net/
 「トピックス&ニュースリリース」にて掲載いたします。
   
次回2008年9月号は、2008年9月3日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2008年 8月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2008年8月6日(水)
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