ユーザーサポート

駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2008年10月号









いつも『駅すぱあと』をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、(株)ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。
「駅すぱあとアンテナ」編集部
明治5年9月12日、新橋~横浜間を日本初の鉄道が開通した。その日からちょうど50年の月日が経った大正10年9月12日、東京駅丸の内北口に「初代鉄道博物館」が完成。翌年、鉄道省によって「鉄道記念日」が定められた。ここでいう「9月12日」は旧暦で、現在の暦にすると10月14日にあたる。これが「鉄道の日」の始まりだ。

戦後まもなくして、この日は「日本国有鉄道」の記念日とみなされることになる。つまり「国鉄の日」だ。それゆえ私鉄でこの日を祝う風潮はなかったが、1994年、運輸省がこの「国鉄色」を払拭するために「鉄道の日」と名を変更。これにより、「鉄道の日」が日本のあらゆる鉄道事業者にとって記念日となった。

ちなみに1994年の第一回「鉄道の日」には、当時お茶の間で人気だった「100歳の双子のおばあちゃん」成田きんさんと蟹江ぎんさんが東京駅で一日駅長を務めている。

ここ数年、鉄道ブームということで、各鉄道会社がこぞって「鉄道の日」関連イベントを催すようになった。今年の14日は連休明けの火曜日にあたるため、14日にこだわらず10月の土・日で行なわれるケースも多いようだ。普段は見学できない車両基地などを会場としているところも多く、レアな鉄道関連グッズなどの販売もあり、鉄道ファンにとっては「10月は忙しい月」となりそうだ。もちろん、一般の家族連れのお客も多い。実演や体験などのアトラクションは子ども達はもちろんのこと、大人もちょっとワクワクしてしまう魅力が溢れている。
「鉄道の日」の魅力はイベントだけにとどまらない。「鉄道の旅」にも最適だ。その理由は、毎年JRグループが発売する「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」にある。

同きっぷは、JR全線の普通・快速列車の普通自由席と宮島航路が乗り降り自由となる。いわば「鉄道の日」限定の「青春18きっぷ」のようなものだ。1枚のきっぷで3回(または3日)の利用可能。同じ行程を一緒に旅するのであれば、2人や3人といったグループで1枚のきっぷを利用することもできる。

きっぷ1枚のお値段は大人9,180円、小人4,590円。発売期間は10月3日から19日までで、10月4日から19日までが利用可能期間だ。

今のうちから「駅すぱあと」で路線図を眺めつつ、普通列車の旅のスケジュールを組んでみてはいかがだろう。

10月18日(土)・19日(日)の2日間に渡って開催される「ファミリー鉄道展2008」は、小田急電鉄の「鉄道の日」関連イベント。海老名電車基地および海老名駅に隣接する「ビナウォーク」特設会場が舞台となる。

海老名電車基地での展示車両はロマンスカー・SE、ロマンスカーHiSE、通勤車両5000形、8000系、4000系。実演はマルチプルタイタンパー、タワー車による保守作業が行なわれるほか、レール探傷車やレール削正車などの展示も実施される。ちなみに、混雑緩和のため車両撮影専用コーナーは設けていないとのこと。さらに混雑の状況により、イベント会場への入場が困難な場合もあるとのことなので、早めに出かけるようにしたい。

一方、ビナウォークではミニSLの走行会、駅係員または乗務員との撮影会、鉄道模型のジオラマ展示、物販、さらにフュージョングループ・カシオペアのキーボード奏者、向谷実さんによる鉄道をテーマにしたスペシャルステージも催される。列車の走行音をベースに作られたオリジナル曲も披露されるとのこと(18日15時~)。芸能界屈指の鉄道ファンとして知られる向谷さんゆえ、音楽もさることながらどんな話が飛び出すか楽しみだ。
神奈川県海老名市上郷610(海老名電車基地)    
神奈川県海老名市中央1-4-1(ビナウォーク)
小田急線海老名駅西口より徒歩1分(海老名電車基地)      
小田急線海老名駅東口より徒歩1分(ビナウォーク)
03-3481-0066(小田急お客さまセンター)
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/3875_3301866_.pdf(PDF)

西武鉄道のイベントは10月5日(日)。西武秩父線横瀬車両基地で「西武トレインフェスティバル 2008 in 横瀬」が開催される。

今年は4月にデビューした新型車両「30000系(スマイルトレイン)」を、池袋駅から会場最寄駅の横瀬駅まで直通臨時快速急行電車(ヘッドマーク付き)として運転。会場ではE31形電気機関車、E851形電気機関車の運転台も公開される。

これらの車両の撮影はもちろん、子ども達を対象にした制服撮影コーナーも設置。ミニSLの運転や、記念乗車券(懐かしの硬いきっぷ!)の発売も行なわれる。気になる鉄道グッズは、当会場限定で「30000系チョロQ」「30000系くるくるトレイン」が一般発売に先行して販売される。

鉄道ファンのみならず家族連れも楽しめるイベント。さらに秋の行楽シーズンゆえ、秩父の自然を楽しむ散策も併せて楽しんでみてはいかがだろう。
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬3742-2
西武鉄道横瀬駅より徒歩5分
04-2996-2888(西武鉄道お客さまセンター)
http://www.seibu-group.co.jp/railways/kouhou/news/2008/0924-2.pdf(PDF)

富士急行の「鉄道の日」イベントは10月19日(日)。9時30分から15時にかけて「富士急電車まつり2008」が開催される。

線路の歪みを補正する「マルチプルタイタンパー」や、保線作業にかかせない「軌道自動自転車」などが登場。実際に乗車体験ができる。他にも運転台に座れたり、車掌業務の「ドア操作」、車内補充券販売などの体験イベントが目白押し。また、事前予約制の「富士急行線に乗って親子で鉄道教室」「電車修理工場見学ツアー」も開催される。いずれも10月5日(日)より予約受付開始(富士吉田駅:0555-22-7133)。参加人数が限定されているので、早めに申込もう。

その他、スタンプラリーや鉄道・バスグッズ販売会、「なつかしの特急ふじやま号」 「トーマスランド号」「フジサン特急試乗会」などの臨時列車運転も行なわれる。 また、河口湖駅前ロータリーでは地元団体によるイベントも開催。富士の裾野が 「鉄道一色」に染まる秋の休日を、家族みんなで楽しもう。
山梨県南都留郡富士河口湖町船津3641
富士急行河口湖駅・構内
0555-22-7133(富士急行 富士吉田駅)
http://www.fujikyu-railway.jp/forms/menutop/menutop.aspx?menu_id=867

近鉄の「鉄道の日」イベントが開かれるのは10月13日(月・祝)。五位堂検修車庫にて10時から15時まで「きんてつ鉄道まつり2008」が開催される(雨天決行)。

昨年、同イベントに訪れたのは約1万人。子どもを連れたお父さんや鉄道ファンなどで賑わった。車両展示はもちろんのこと、普段なかなか見ることができない床下ピットを探検したり、40tクレーンで電車を持ち上げる実演などが行なわれ、感嘆の声が上がる。「駅長になろう撮影会」も子ども達に人気だ。さらに注目したいのが「電車と綱引き」。ロープを繋ぎ、大人数で電車の力と対決するこのアトラクションは例年人気を集めている。

さらに鉄道グッズ発売会や部品即売会など、鉄道ファンに嬉しいコーナーも目白押し。「多くの方に鉄道と親しんでもらいたい」という近鉄の鉄道イベント、ぜひ家族や仲間と訪れてみよう。
奈良県香芝市狐井
近鉄大阪線五位堂駅より徒歩約10分
06-6775-3566(近畿日本鉄道 運輸部営業課)
http://www.kintetsu.jp/news/files/tetudonohi20080912.pdf(PDF)

兵庫県を走る第三セクター、北条鉄道。10月18・19日の2日間、のどかな沿線を舞台に「北条鉄道まつり」が開かれる。他の鉄道会社と異なるのは、イベントが会場が「北条鉄道全線」であること。

期間中、北条町駅発9時30分~北条町駅着16時32分までの列車車内では、車掌による車内補充券の発売が行なわれる。第三セクターになってから車内補充券が発売されるのは初めてのことで、国鉄時代を彷彿とさせるイベントとなっている。また、各駅では「ボランティア駅長」によるイベントを実施。北条町駅ではフリーマーケットや鉄道模型運転体験、播磨横田駅では後藤又兵衛と真田幸村が活躍した「大坂 夏・冬の陣」を再現。田原駅では木陰の読書サロンが設けられ、網引駅ではホームで銀杏拾い体験も。

各駅を舞台にしたスタンプラリーも行なわれるので、ぜひスタンプを集めつつ沿線を巡ってみてはいかがだろう。
兵庫県加西市北条町北条(北条町駅)
JR加古川線・神戸電鉄粟生線から接続(北条鉄道粟生駅)
0790-42-0036(北条町駅)
http://www.hojorailway.jp/00osir/080903.html
 
「鉄道の日」に行なわれるイベントに行けない方や、家族で旅行に出かける方は、ラジオの周波数をNHK-FMに合わせてみましょう。

10月13日(月・祝)、NHK-FMでは「今日は一日『鉄道』三昧」と題し、鉄道をテーマとした番組をラジオで約12時間にわたり放送(午後1時から午前1時まで。途中ニュース時には中断)。「鉄道唱歌」や「恋の片道切符」「あずさ2号」など鉄道に関係のある楽曲はもちろんのこと、走行音などの「鉄道の音」にもこだわりつつ、鉄道関連のトークが繰り広げられるとのこと。

お仕事中の方も、ぜひ耳を傾けて「鉄道の日」に浸ってみてはいかがでしょう。
**************** 改訂情報 ****************
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2008年10月号の内容に対応
私鉄および公営は、2008年10月1日現在の時刻表に対応
上信電鉄 2008/10/03~2009/03/27 臨時ダイヤに対応  
2008年10月3日(金)~2009年3月27日(金)までの金曜日に、  
高崎~下仁田駅間で「金曜日深夜臨時旅客列車」が
1往復期間延長運転されます。
【 路線バス情報 】
相模鉄道バス・
 相鉄バス
2008年10月1日現在のダイヤに対応  
経路変更・停留所新設にも対応しています。
   
  2008年10月第1版の詳細は こちら をご覧ください
   
次回2008年11月号は、2008年11月5日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2008年 10月号
メールマガジンの登録・変更・停止
お手持ちの『駅すぱあと』登録番号とパスワードをご用意ください。
https://secure.ekiworld.net/eworld/menu/menu.do?event=18
発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2008年10月1日(水)
このメールは『駅すぱあと』の登録ユーザーの方でメール配信を
ご希望されたお客様にお送りしています。
このメールをご覧になる際の環境は、次のとおりです。
(一部環境で正しく表示されないことがあります)
【Windows】
●OS:Windows 2000/XP、Windows Vista
●メーラー:Outlook Express 5.5以上、Windows メール 6.0以上
●ブラウザ:Internet Explorer 5.5以上
【Macintosh】
●OS:9/10
●メーラー:Outlook Express 5.0以上
●ブラウザ:Internet Explorer 5.0以上、safari

※HTML版「駅すぱあとアンテナ」をOutlook Expressでご覧いただいている方が
Microsoft Windows XP Service Pack2 をインストールしますと、画像表示がされない場合があります。
画像表示をさせる方法につきましては、下記URLより『駅すぱあと』WORLDのQ&Aをご覧ください。
https://ekiworld.net/faq/index_s.php?id=168&an=7

お客様の個人情報は、責任をもって管理いたしておりますが、個人情報保護法の施行に伴い、
改めて当社の個人情報保護方針ならびにポリシーをご案内させていただきます。
<個人情報保護方針>
http://www.val.co.jp/privacy.html