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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2009年11月号









いつも『駅すぱあと』をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、(株)ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。
「駅すぱあとアンテナ」編集部
地元の市町村や観光団体、JRグループが協力して実施する大型観光キャンペーン「新潟デスティネーションキャンペーン(以下、DC)」。これまで北東北や千葉など、全国各地で行なわれてきたが、今年の秋から冬にかけての舞台は、新潟と山形の庄内地域。12月31日(木)まで、新潟DCが開催される。そのキャッチフレーズは「うまさぎっしり新潟」。「食」に関するさまざまな企画が新潟の各地で開催中だ。

とりわけ注目したいのが、新潟県内の“豪農の館”で料理に舌鼓を打てるという企画だ。期間限定で多種多彩な料理を、まさに豪農になった気分で満喫することができる。
かつて越後随一の豪農と呼ばれた伊藤家の邸宅は、敷地面積8800坪。

現在は北方文化博物館として開放されている。けやき造りの大玄関、回遊式庭園に面した100畳敷の大広間、銘木を取り入れた茶の間や裏座敷・・・どこをとっても威風堂々とした雰囲気に満ちているが、庭園の木々が色づく秋は、さらに格別だ。

新潟DCの企画として、12月30日(水)までの期間中、この館で炊飯体験ができる。また、新潟駅からのタクシー移動と、館の見学もセットのプランとなっている。さらに、通常未公開の部分もガイドつきで案内してくれるとのこと。

地元産コシヒカリを使った羽釜炊飯は、火加減を調節して“おこげ”も楽しみたい。ご飯の美味しさをさらに引き立てる新潟郷土料理も楽しみだ。


住所:新潟県新潟市江南区沢海2丁目15-25
お問い合わせ:025-385-2001
ホームページ:http://www.hoppou-bunka.com/
大正時代「千町歩(1000ヘクタール)」を超える大地主は新潟に5つ。そのうちのひとつが田巻家で、その離れ座敷として造られたのが椿寿荘だ。玄関には樹齢800年のケヤキ、露縁の庇(ひさし)の桁(けた)には、節ひとつない20メートルの吉野杉。随所に見事な銘木が使われている。寺院様式で造られているため、釘は一本も使われておらず、建築には3年半の月日を費やしたという。

10月23日(金)から11月28日(土)にかけての金曜・土曜・休前日は、京風枯山水の庭園ライトアップを実施。竹や和紙でできた灯篭が置かれ、幽玄な世界へ誘う(紅葉状況により期間が前後する場合あり)。また、11月30日(月)まで、11時~13時のランチタイムには地元の食材にこだわって作られた「椿寿荘ランチ」を提供。色づく庭を眺めながら秋の味覚を堪能してみてはいかがだろう。


住所:新潟県南蒲原郡田上町大字田上丁2402-8
お問い合わせ:0256-57-2040
ホームページ:http://www.town.tagami.niigata.jp/info/bunka/tinjyusou/index.html
200年前に建てられた目黒邸は、かつて割元庄屋として栄華を極めた目黒家の屋敷。桁行十六間・梁間六間の重厚な造りで、国の重要文化財に指定されている。

併設された資料館には、目黒家に伝わる古文書をはじめ、生活用品や民具、農具などを展示。当時の豪農の暮らしや、豪雪地帯での生活を垣間見ることが可能だ。

新潟DCの企画として、11月15日(日)までの土曜・日曜・祝日に、目黒邸と魚沼市の観光スポットを巡るバスツアーを実施中。

手掘りトンネルや六十里峠の紅葉見物もコースに組み込まれている。昼食は、目黒邸にて魚沼産コシヒカリの新米を炊き上げた膳が振舞われる。集合・解散は上越新幹線の浦佐駅だ。


住所:新潟県魚沼市須原892
お問い合わせ:025-797-3220
ホームページ:http://www.city.uonuma.niigata.jp/megurotei/
※バスツアーの予約・お問い合わせは025-792-7300(魚沼市観光協会)まで
海の恵みである魚と、水の恵みがもたらした良質な米と酒。食文化の基礎ともいえる魚・米・酒が揃った新潟の地には、各地域の風土がそのまま活かされた郷土料理が数多く存在する。さっそく代表的な食文化を紹介してみよう。
都会で「田舎料理の店」を掲げる飲食店はあるものの、その風情や情緒までは、実際に田舎へ足を運ばない限り、なかなか味わえない。そこで紹介したいのが、新潟県柏崎市の「荻ノ島かやぶきの里」と「門出かやぶきの里」。前者は5名以上、後者は10名以上から田舎料理体験を受け付けている。

茅葺き屋根の民家で囲炉裏を囲みつつ、地元で採れた山菜や野菜を使った料理を味わい、心温まるおもてなしに触れる…これぞ贅沢の極みといえるだろう。さらに両施設とも宿泊可能。米どころ特有の美味しいお米やお酒を楽しみつつ、存分に癒されてみてほしい。


■荻ノ島かやぶきの里
お問い合わせ:0257-41-3252(荻ノ島ふるさと村組合)
ホームページ:http://www.jonnobi-takayanagi.jp/stay/oginoshima/oginoshimafurusatomurakumiai.html

■門出かやぶきの里
お問い合わせ:0257-41-3370(門出ふるさと村組合)
ホームページ:http://www.jonnobi-takayanagi.jp/stay/kadoide/kadoidefurusatomurakumiai.html
地域によってさまざまな特色を持つ蕎麦も、れっきとした新潟名物のひとつ。特に有名なのが、十日町や小千谷を中心に普及している「へぎ蕎麦」だ。

つなぎに布海苔(ふのり)を使っているため、蕎麦全体が緑がかっている。「へぎ」と呼ばれる木枠に、蕎麦を一口づつ盛りつけるスタイルが主流。ツルリとした滑らかな喉越しと、ほどよい弾力が特長だ。薬味にはワサビやネギに加えて、辛子を出すところもある。十日町には街の至るところに蕎麦屋があるので、ぜひともふらりと立ち寄ってみてほしい。

その他、自然薯をつなぎに使うことが多い上越地域の蕎麦、布海苔の他にオヤマボクチという植物の葉をつなぎにする津南町の蕎麦などもおすすめだ。


お問い合わせ:025-757-3345(十日町市観光協会)
ホームページ:http://www.tokamachishikankou.jp/
新潟県の村上地方といえば、歴史が息づく城下町。この地方の郷土料理といえば鮭。古くから三面川の鮭漁が盛んで、刺身や煮物以外にも独特の調理法が編み出されてきた。

陰干しした鮭の塩引きを薄切りにして、酒とみりんで和えた「酒びたし」。獲れたての鮭から取り出したハラコを酒と醤油に漬け込んだ「しょうゆはらこ」。頭にある軟骨と大根おろしを和えた酢の物「氷頭なます」。頭を茹でて頬の身をこそげ取り、味噌と合わせて練り上げた「ほっぺた味噌」。鮭の白子を似た「白子煮」。頭から尾、内臓に至るまで、鮭のすべてを使い尽くす料理の数々に、先人の知恵を感じずにはいられない。市内の割烹や旅館で、ぜひとも味わってみてほしい。


お問い合わせ:0254-53-2258(村上市観光協会)
ホームページ:http://www.mu-cci.or.jp/kanko/
港がある新潟市は、かつて新潟各地の米の中継基地として栄えた地。花柳界も発展し、品のある料亭も多い。当然ながら料理も、活きの良い食材を洗練された技で調理したものばかり。とりわけおすすめしたいのが、「極み」と呼ばれる握り寿司メニューだ。

県内には、およそ2000店もの寿司屋があるといわれている新潟。その中にあって、「極み」加盟店でのみ、この味を満喫することができる。新潟の地魚にウニ・トロ・イクラを加えた10カンは、一番美味しい地ネタをそのつど見極める職人の手によるもの。また、新潟特有の魚醤「南蛮えび醤油」で食べると、美味しさもひとしお。えびの上品な風味が、最高級の寿司をさらに“極み”の境地へいざなってくれる。


お問い合わせ:025-246-3020(新潟県すし商生活衛生同業組合)
ホームページ:http://www.sushi-kiwami.com/index.php
越後といえば上杉謙信公。戦に出陣する際、士気を高めるために大量の米を炊き、いつもより贅沢な料理を振舞ったという。その上杉家の慣習に倣って、越後お発ち飯加盟店にて、各店が工夫を凝らしたお発ち飯を提供している。

写真のお発ち飯は、ホテル坂戸城のもの。郷土料理5点盛り合わせと越後もち豚・鮭・佐渡イカのあぶり焼。ご飯はおにぎりの竹皮包み、さらに田舎梅干(しそ付)、粕汁がつく。シンプルでありながら、素材を吟味して作られた料理の数々を食べると、ふと力がみなぎってくるようだ。

他の加盟店は「お発ち飯」実行委員会のホームページに掲載されているので、新潟を訪れる際は事前に確認しておこう。歴史探訪を目的として訪れるなら、必ず食べたい料理のひとつだ。


お問い合わせ:025-784-2522(「お発ち飯」実行委員会)
ホームページ:http://www.dpl-jp.com/echigo/index.html
今回の新潟DCには、山形県の庄内エリアも対象地域に含まれている。庄内は、いわずと知れた米どころ。さらに出羽三山の山岳信仰の地として歴史情緒を漂わせている。

新潟DC期間中の特別企画としておすすめしたいのが、「歴史に磨かれた精進料理~芭蕉をもてなした“食”を求めて~」と銘打たれたツアー。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得した天然記念物の杉並木、二つ星を得た三神合祭殿や五重塔を巡り、羽黒山、月山、湯殿山の三山も参拝。さらに、二つ星を得た斎館にて、松尾芭蕉をもてなしたといわれる精進料理「御本坊芭蕉膳」を堪能できる。

豊かな自然と、凛とした空気。非日常の世界に浸りながら、歴史に想いを馳せてみてほしい。


お問い合わせ:0235-62-4727(羽黒町観光協会・いでは文化記念館内)
ホームページ:http://hagurokanko.jp/
【 鉄道 】
=ダイヤ情報=
JRは、JR時刻表2009年11月号の内容に対応
私鉄および公営は、2009年11月9日現在の時刻表に対応

関東鉄道 2009/11/01 ダイヤ改正に対応
常総線
北陸鉄道  2009/11/01 一部ダイヤ改正に対応
石川線
相模鉄道 2009/11/01 ダイヤ改正に対応
弘南鉄道 2009/11/09 ダイヤ改正に対応
大鰐線
=運賃情報=
私鉄及び公営は、2009年11月1日現在の運賃料金に対応

筑豊電気鉄道 2009/11/1 運賃改定に対応
次回2009年12月号は、2009年11月25日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2009年11月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2009年10月28日(水)
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●ブラウザ:Internet Explorer 5.0以上、safari

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