今年3月に東京タワーを超えて、国内で最も高い建築物になった東京スカイツリー。2010年7月27日現在、398mの高さまで到達している。最終的には634mに到達し、世界一の高さを誇る自立式電波塔になる予定だ。
東京スカイツリーは、東武伊勢崎線の業平橋駅と押上駅間の敷地に建てられている。「東京スカイツリーを真下から一度眺めてみたい」という方は、業平橋駅で下車すれば目と鼻の先だ。間近で仰ぎ見ると、その巨大さに思わず「おお!」と声が漏れてしまうほど。離れた位置から見るのとでは、迫力がケタ違いである。手をかざして仰ぎ見たり、カメラのシャッターを切る人々の姿もあちこちでみられる。敷地には小さいながらも見学広場があり、広角レンズを構えた写真愛好家の姿もあった。
東京タワーの高さを抜くまでは、もっと大勢の人が訪れていたらしい。しかし、今くらいの高さになると、浅草や錦糸町などからもその姿を見ることができるため、“お膝元”の混雑は一段落しているようだ。ゆっくりと周辺の散策も楽しみたいという方にとっては好都合といえるだろう。 |