ユーザーサポート

駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2010年11月号










いつも『駅すぱあと』をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、(株)ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。
「駅すぱあとアンテナ」編集部
紅葉のシーズンが到来し、旅行の計画を進めている方も多いことだろう。今年は猛暑の影響で、地域によっては紅葉の見頃が若干遅いとのことなので、まだまだ錦秋に染まる旅路を楽しめる。そこで今回は、信州の鉄道と紅葉に注目してみた。信州では現在、全国のJR6社と長野県内の観光関係者や市町村等が一体となって「信州デスティネーションキャンペーン」を12月末まで展開しており、各地で多彩なイベントが次々と催されている。紅葉プラスアルファの楽しみがあるというわけだ。

まずは、東京と名古屋を結ぶJR中央本線から紹介しよう。塩尻駅を境に、東側が「中央東線」、西側が「中央西線」と称されることもある。中央東線では、茅野駅からアクセスする蓼科高原一帯がリゾートとして有名だ。

なかでもお薦めしたいのは、渋川上流に位置する横谷渓谷。信州屈指の紅葉スポットとして知られ、霧降の滝や乙女滝など見どころも多い。横谷観音の展望台から眺める王滝などは、まさに絶景だ。遊歩道も整備されているため、紅葉を眺めつつのトレッキングにも最適。例年10月中旬から11月初旬にかけてが見頃となっている。ちなみに茅野駅から横谷渓谷へバスが出ているが、その道中は「メルヘン街道」と呼ばれ、ここでも車窓から眺める紅葉が美しい。
塩尻と名古屋を結ぶ中央西線の旅もお薦めだ。塩尻駅から南木曽駅の間は中山道に沿っているところが多いため、歴史情緒も豊か。途中下車して、奈良井宿や妻籠宿などの宿場町をのんびり散策してみてもよいだろう。

もうひとつ、中央西線と寄り添うようにして伸びているのが木曽川。その渓谷美がところどころ紅葉で色づき、輪をかけて美しい風景が車窓に広がる。奇岩が織りなす幻想的な名勝「寝覚の床(ねざめのとこ)」も車窓から眺めることが可能だ。

■信州デスティネーションキャンペーンのホームページはこちら
■蓼科高原/茅野市観光連盟のホームページはこちら

信州には実に多彩な鉄道がいくつも走っているが、そのうちのひとつが愛知県豊橋駅と長野県辰野駅を結ぶJR飯田線。同路線には、駅周辺に自動車などが通れる道がない小和田駅(こわだえき)、田本駅(たもとえき)など、人里離れた雰囲気が漂う“秘境駅”が多いことでも知られている。鉄道ファンの間でも人気の高いローカル線だけに、時間が許す旅ならば、途中下車して旅情に浸ってみるのも一興だ。

飯田駅からアクセスできる紅葉スポットのひとつが富士見台高原。恵那山の北側に広がるなだらかな高原は、ロープウェイ山麓から山頂、山頂から展望台、展望台から富士見台高原といった三段階それぞれで紅葉時期が異なるため、三段紅葉の名所としても知られている。展望台から富士見台高原一帯はすでに見頃を迎えているが、標高が下となる地域は色づきが進んでいる最中だ。ロープウェイで紅葉に染まった山の上をゆく空中散歩は、ぜひとも体験してほしい。赤石山脈や北アルプス連峰の眺望も見どころだ。


「天竜ライン下り」で有名な名勝、天龍峡も飯田線沿線に位置している。“暴れ天竜”の異名を持つ天竜川、その両岸は絶壁が続き、風光明媚そのもの。絶壁に点在するモミジなどが色づき、贅沢な眺めを堪能しながら川下りに興じることができる。紅葉の見頃は、昨年同様11月初旬から20日頃までになる見通し。ライン下りの乗船場は、飯田線天竜峡駅のすぐそばだ。
■ヘブンスそのはら~富士見台高原ロープウェイ~のホームページはこちら
■天龍峡温泉観光協会のホームページはこちら
“北アルプス線”という愛称を持ち、長野県の松本駅から新潟県の糸魚川駅を結ぶJR大糸線。かつて、越後から信州まで塩や海産物を運ぶ“塩の道”として知られた千国街道と同じルートを辿る路線だ。北アルプスの裾野を走っているため、山々の美しさを車窓からも堪能することができる。

沿線の紅葉スポットは、仁科三湖。木崎湖・中綱湖・青木湖の3つの湖の総称だ。北アルプス山麓唯一の天然湖であり、それぞれ「遊びの木崎湖」、「憩いの中綱湖」、「思索の青木湖」と呼ばれる。なかでも木崎湖は紅葉が目に鮮やかだ。天候などの条件が揃えば、 色づいた山々の背景に、雪化粧をした北アルプスの姿を見ることができる。地理的には稲尾駅や海ノ口駅が木崎湖の最寄りとなるが、両駅とも快速が停車しないため、信濃木崎駅から歩く人も多い。

大糸線の信濃松川駅が最寄り駅となる大峰高原も、今の季節は見逃せない。この高原にあるのが、樹齢250年を超える大カエデ。一本の巨木が、秋が深まるにつれて部分的に赤や黄、オレンジ色に染まってゆき、日々異なる表情を見せることから「大峰高原七色大カエデ」と呼ばれている。信州池田町観光情報のブログに日々の様子が更新されているので、時期を見計らって赴きたい。
■大町市観光協会(仁科三湖)のホームページはこちら
長野県豊野駅と新潟県の越後川口駅を結ぶ、JR飯山線。冬場は日本有数の豪雪地帯となるが、秋は日本の古き良き故郷の風景が車窓に広がり、のんびりとしたローカル線の旅を楽しむことができる。車窓から棚田と千曲川を眺めることも可能だ。立ち寄りたいところとしては、戸狩野沢温泉駅で下車して戸狩温泉や野沢温泉へ。十日町駅で下車して、ご当地の蕎麦「へぎそば」をすするのも手だ。
山梨県の小淵沢駅から長野県の小諸駅間には、JR小海線が走っている。“八ヶ岳高原線”といわれるように、八ヶ岳の壮大な姿を眺めながらの鉄道旅行が可能だ。信濃川上駅で下車して千曲川源流を訪ねてみてもいいだろう。小諸駅から程近い懐古園は小諸城跡に作られている施設で、島崎藤村の「藤村記念館」や動物園、遊園地などがある。城の侘びた石垣と紅葉のコントラストも見事。11月7日(日)まで、「小諸城址懐古園紅葉まつり」を開催中だ。期間中は紅葉ライトアップも行われる。
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2010年11月号の内容に対応
私鉄および公営は、2010年11月1日現在の時刻表に対応

水間鉄道
2010/10/30 ダイヤ改正に対応
名古屋市交通局
2010/11/01 東山線ダイヤ改正に対応
万葉線
2010/11/01 ダイヤ改正に対応
叡山電鉄
2010/11/01~2010/11/30 臨時ダイヤに対応
2010年11月1日(月)~30日(火)までの平日及び13日(土)~28日(日)までの土休日は、秋ダイヤでの臨時運転が行われます。
次回2010年12月号は、2010年11月24日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2010年11月号
メールマガジンの登録、変更、停止
お手持ちの『駅すぱあと』登録番号とパスワードをご用意ください。
https://secure.ekiworld.net/eworld/menu/menu.do?event=18
発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2010年10月27日(水)
お問い合わせ https://ekiworld.net/contact/
このメールは『駅すぱあと』の登録ユーザーの方でメール配信を
ご希望されたお客様にお送りしています。
このメールをご覧になる際の環境は、次のとおりです。
(一部環境で正しく表示されないことがあります)
【Windows】
●OS:Windows XP、Windows Vista、Windows 7
●メーラー:Outlook Express 5.5以上、Windows メール 6.0以上、Windows Liveメール
●ブラウザ:Internet Explorer 6.0以上
【Macintosh】
●OS:9/10
●メーラー:Mail
●ブラウザ:safari

※HTML版「駅すぱあとアンテナ」をOutlook Expressでご覧いただいている方が
Microsoft Windows XP Service Pack2 以降をインストールしますと、画像表示がされない場合があります。
画像表示をさせる方法につきましては、下記URLより「駅すぱあとWORLD」のQ&Aをご覧ください。
https://ekiworld.net/contact/faq/0042.html

お客様の個人情報は、責任をもって管理いたしておりますが、個人情報保護法の施行に伴い、
改めて当社の個人情報保護方針ならびにポリシーをご案内させていただきます。
<個人情報保護方針>
http://www.val.co.jp/privacy.html