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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2012年9月号








夏の疲れがたまりやすい残暑の頃は、温泉に入ってリフレッシュしたくなる。冬場なら、人里離れた山の中、雪が降り積もる温泉が恋しくなるが、今の季節は爽快な"オーシャンビュー"の温泉がふさわしい。抜けるような青空と、目の前に広がる大海原を眺めつつの入浴は、きっと心の奥底からリラックスできることだろう。

まず最初に紹介するオーシャンビュー温泉は、伊豆半島の東側、相模灘を望む「DHC赤沢温泉郷」。通販化粧品メーカー、DHCが展開するリラクゼーション施設だ。

同温泉郷にはリゾートホテルも備わっているが、首都圏から日帰りで訪れる観光客に向けた「赤沢日帰り温泉館」の充実度に注目したい。海を望む同館3階の眺望露天風呂は、横幅が25mにも及ぶ。浴槽の縁がみえない設計になっているところもポイントで、ゆったり肩まで浸かると、湯と海が一体化したような感覚を抱くことができる。
さらに4階にも大きな岩風呂仕様の展望露天風呂(3階と4階は男女日替わり)があるうえに、サウナも窓越しのオーシャンビュー仕様。サウナに窓があること自体かなり珍しいが、そこから海が望めるとあっては、その爽快感を味わってみたくなるものだ。

さらに、家族や友人とプライベート感覚でゆっくりしたい場合は、個室もおすすめだ。4つの個室には、岩や陶器、檜、樽の露天風呂があり、こちらもオーシャンビューで入浴を楽しめるようになっている。
DHC赤沢温泉郷では、伊豆高原駅からの送迎を行っている。首都圏から伊豆高原駅までのアクセスは、新幹線や東海道線、「踊り子号」などいくつか存在するが、おすすめは「スーパービュー踊り子号」だ。

東京駅だけでなく、新宿駅や池袋駅といった山手線の西側に位置する駅からも発着していることに加え、海に面した景色を存分に楽しめるところがおすすめの理由だ。よい眺望を確保できるよう、車両内の床を高くしたハイデッカー仕様に加え、大きく開放感のある窓。まさに"スーパービュー"を体感することができる。

■DHC赤沢温泉郷
http://top.dhc.co.jp/akazawa/
有馬、伊予(道後)と並び、日本三大古湯に数えられることもある牟婁(白浜)。日本書紀にも記されているほどの歴史を誇り、"海の湯治場"として栄えてきたが、いまもなお南紀白浜温泉の人気は健在だ。海が望める露天風呂を備えたホテルや旅館も軒並み多いが、白浜きってのオーシャンビュー温泉といえば、共同浴場「崎の湯(さきのゆ)」だろう。

白浜温泉にはいくつもの共同浴場の湯めぐりが楽しめるが、最も海に近いのは「崎の湯」だ。近いというより、海と一体化していると言ったほうがいいかもしれない。岸壁にせり出した海寄りの露天風呂だと、波が高い際に海水が飛び込んでくることもあるほどだ。奥まった位置の浴槽で、遠目から海を眺めるもよし、"砂かぶり"ならぬ"波かぶり"の浴槽で、豪快に海を体感するもよし。女性用風呂のほうが男性用に比べてやや視界が狭いものの、海との一体感は存分に楽しめる。
関西圏からのアクセスは「特急くろしお (オーシャンアロー)283系」がおすすめだ。車両には鮮やかなブルーがあしらわれ、先頭車のシャープな外観はイルカを彷彿とさせる。

美しい海岸線にぎりぎりまで沿って走るため、急カーブにも強い構造が採用されている。車窓に正対して座ることができる展望ラウンジもぜひ楽しみたいところだ。小さな子ども連れのファミリーには「特急くろしお(パノラマ型グリーン)381系」のパンダがあしらわれた座席「パンダシート」もおすすめしたい。

パンダのいる「アドベンチャーワールド」や世界遺産・熊野古道など、白浜を拠点にした観光を楽しみつつ、初秋の海をみながらの温泉で存分に癒されよう。

■崎の湯
http://www.nanki-shirahama.com/onsen/sakinoyu.htm
八甲田山の中腹にある酸ヶ湯温泉や、ひなびた風情が人気の乳頭温泉など、東北には魅力的な温泉がいくつもある。その中で"オーシャンビュー"といえば、青森県深浦町にある「黄金崎不老ふ死温泉」が有名だ。

断崖や岩礁が連なる深浦海岸。その岩場に、海にせり出すようにして作られた絶景の露天風呂。日本海の大パノラマを眺めつつ、潮騒を耳にしながらの入浴は、忘れられない思い出となるに違いない。特に感動を呼ぶのは、夕暮れ時だ。夕日が日本海に沈む様子を眺めながら入浴していると、心がゆったりと落ち着いてくる。

露天風呂は混浴と女性専用の2つがあり、日帰り入浴は8時から16時まで。16時以降は、同温泉の宿泊施設利用者のみ入浴することができる。宿泊者は、海辺の露天風呂の他、日本海パノラマ展望風呂やサウナなども利用可能だ。
同温泉へのアクセスは「リゾートしらかみ」がおすすめ。首都圏から赴く場合は、東北新幹線で新青森駅から「リゾートしらかみ」に乗って秋田方面に向かうルートと、秋田新幹線で秋田駅から「リゾートしらかみ」に乗り継いで青森方面に向かうルートの2通りがあり、いずれも鉄道ファン憧れの的といえるローカル線、五能線を走る。

海岸線に奇岩奇石が連なる「千畳敷」など、車窓から望む風景を満喫しながら、のんびりと鉄道の旅を楽しんでみてはいかがだろう。

「黄金崎不老ふ死温泉」は、ウエスパ椿山駅で下車すると、同温泉への送迎を利用できる。「リゾートしらかみ」を利用する際は予約不要。普通列車で訪れる場合は、予約(0173-74-3500)を入れて迎えにきてもらおう。

城下町として名高い弘前や、立佞武多(たちねぶた)で有名な五所川原、さらに十二湖・青池や風の松原など、周辺観光も楽しみながら、ぜひ日本海ビューの絶景温泉を堪能してほしい。

■黄金崎不老ふ死温泉
http://www.furofushi.com/

【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2012年9月号の内容に対応
私鉄および公営は、2012年8月19日現在の時刻表に対応

東日本旅客鉄道 2012/8/20
気仙沼線 
BRT暫定運行開始に対応
BRT用新駅「ベイサイドアリーナ」開業(志津川~清水浜間)に対応
東武鉄道 2012/9/1~30 
東武スカイツリーライン、日光線
臨時ダイヤに対応
西武鉄道 2012/9/1~30
池袋線、狭山線、新宿線、多摩湖線
臨時ダイヤに対応
  【 バス 】
丹海バスのダイヤ情報を追加対応
HMC東京バスを追加対応

次回2012年10月号は、2012年9月26日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2012年9月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2012年8月29日(水)
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